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作業効率化で1億円節約! 激安外食の勝者サイゼリヤの方法論

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イタリア人もびっくりの味!(「サイゼリヤ」HPより)
「外食不況」との声が聞こえて久しい。ランチは500円以内、夜でも1000円以下の食事が当たり前となり、各社ではデフレ時代に対応しようと必死だ。この出口の見えない不況に、外食業界では値下げに頼らない新たな価値の創造が求められている。

牛丼、値下げキャンペーン効果なし 「御三家」脅かす「東京チカラめし」 - J-CASTニュース(8月2日)

「国民食」と呼ばれる牛丼業界も、この不況の泥沼に足をすくわれている。値下げキャンペーンの効果もむなしく、御三家「吉野家」「松屋」「すき家」では軒並み営業利益が悪化している。デフレ時代の寵児として親しまれた牛丼チェーンも、乱発する値下げに対する消費者の反応は薄く、チェーンとしてもこれ以上の値下げには踏み切れない。新メニューで新たな価値を提供するも、どこもイマイチ振るわない。新興勢力である「東京チカラめし」が破竹の勢いで勢力を拡大する中、既存チェーンは新たな戦い方を強いられている。

ファミレス苦戦でもサイゼリヤ一人勝ち 圧倒的コスト競争力の秘密 - SankeiBiz(8月11日)

 牛丼チェーンと並んで苦しい状況に直面しているのがファミレス業界。その中にあって、唯一好調を維持しているのがサイゼリヤだ。本記事では、同社のエンジニアリング部に注目して、その好調の秘密を解き明かす。チェーン全体のオペレーションを改善するために、人ではなく、システムの改善に努める同社。例えば、掃除ひとつをとってみても、効率化によって作業時間を半分に短縮したところ、チェーン全体で年間1億円のコスト減。そのほかにも、食材発注の自動化や軽量な皿の導入など、細かい改善を積み上げることによって、ほかのファミレスチェーンには真似できない低コスト運営が可能となった。

 そして、そんなサイゼリヤのオペレーションを見習ってほしいのが居酒屋チェーンのワタミグループ。ビジネスジャーナルでも既報の通り、ブラック企業大賞で「市民賞」を獲得したことでも知られる“有名”企業だ。このワタミグループの会長渡邉美樹氏が、大津市いじめ事件を受けて公表した発言が波紋を呼んでいる。

渡邊美樹ワタミ会長の「どの口で言う」いじめ対策が「教師には成果主義、学校には競争原理」 お前が言うな - BLOGOS(8月17日)

「教師には成果主義、学校には競争原理を持ち込むしかない」「極端に言えば、例えばいじめが起きたクラスの担任教師は給与を下げる。(中略)教師の能力が足りなかったか、やる気が足りなかったかだ」と過激な発言を連発する渡邉氏を、本記事執筆者の宮武嶺氏は「教育のような人間を育てる仕事に新自由主義由来の成果主義を持ち込んでもうまくいくはずがありません」と真っ向から否定。さらに、08年に起こったワタミ社員の自殺事件を引き合いに出し、ワタミグループの体質を指摘する。

 渡邉氏は神奈川県の教育委員を9年務め、郁文館夢学園という中学・高校の理事長も務めている。そして、彼の思想が生かされたこの学校では、教師が英検の問題を実施前に開封し、この内容に沿った“対策講座”を開くという前代未聞のカンニング事件も発生しているのだ。