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本日発売の「週刊新潮」「週刊文春」両御大を早読み!(11月15日号)

決定的証拠も!ナベツネが犯した驚愕の“違法行為”とは?

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ナベツネの違法行為疑惑について
報じる「週刊文春」(文藝春秋/11月15日号)
 本日(11月8日)発売された「週刊新潮」(新潮社)、「週刊文春」(文藝春秋社)から、忙しいビジネスパーソンも要チェックの記事を早読み。今回は、両誌がそれぞれ取り上げた「読売新聞」をめぐる2つの事件についてチェックする。  

 読売新聞といえば、やはりこの人。「最後の独裁者」を自称する渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役会長。このナベツネに関するスキャンダル記事を文春が6ページにわたって掲載した。同誌は「読売新聞のドンとして君臨する渡辺恒雄氏の違法行為を明らかにする文書を入手した」と鼻息が荒いが、では、どんな違法行為かといえば……これが「独裁者」「ドン」という名にふわさしくないほどショボイ。

 事の発端は、2004年6月に文春記者にもたらされた「渡辺恒雄読売新聞主筆が運転免許更新のために必要な高齢者講習を受講せずに済ませるよう、読売新聞幹部が警視庁に依頼した」という情報だった。しかし、警視庁幹部がこれを完全否定したため、それ以上の取材は行わなかったという。

 ところが今回、文春はこの問題で中心的な役割を果たした読売新聞警視庁記者クラブキャップ・山腰高士氏(現・読売新聞東京本社秘書部長)の日記を、当時社会部に在籍していた人物から入手したという。

「日記によれば、渡辺氏は、警視庁記者クラブを通じて、警視庁に働きかけ、道路交通法で義務付けられた通りの高齢者講習を行わず、不正に運転免許を更新していたのだ」。これは、すでに時効は迎えているものの「道路交通法違反にあたる犯罪行為」であり、「報道機関の最も重要な役割である権力監視とは対極にある便宜供与を要求していたことになる」と文春は指摘している。

 記事では「免許更新に関係する記述のみを抜粋して公表する」とし、山腰氏の日記の該当部分を日別に詳しく掲載。これは決定的証拠に思えるが、この疑惑を渡辺氏は「覚えてねえよ」と一蹴し、読売新聞広報部は全面否定している。

 万が一当該事実があったとしても、「はい、そうです」とは絶対言えない立場だろうが、渡辺氏からしてみれば、そんな違法行為なんてお茶の子さいさいなのかもしれない。かつて、当サイトでも報じたが(『コンプライアンスもクソもない ナベツネの大放言』)、今年6月の「週刊朝日」(朝日新聞出版)では、「僕は一度禁煙したことがあるんだよ。会社の役員会で6ヶ月禁煙できるかどうかで一人1万円ずつ賭けをして、10万円儲けた」という賭博歴を告白。また、渡辺氏が、読売新聞の記者として仕入れた情報を「政治部長になるまで、複数の週刊誌にアルバイト原稿を書いていた」という情報漏洩歴も自ら明らかにしている。そもそも、キヨタケさんに指摘されるまでもなく、「コンプライアンス」のコの字も持ち合わせない人のようなのだ。それにしても、天皇陛下も受けられたという3時間くらいの高齢者講習、粛々と受ければいいと思うのだが……余裕のない独裁者である。

■記者同士で暴行、恐喝疑惑……トホホ

 ナベツネネタに比べてスケールダウンしているが、同じく読売新聞関連の記事を「週刊新潮」も報じている。読売新聞運動部のA記者と朝日新聞スポーツ部のB記者が、同じく朝日新聞スポーツ部に所属するC記者を恐喝したというのだ。もともとA記者とC記者は国内プロ野球を担当(A、B、Cとも、新潮では仮名)。B記者もメジャーリーグを取材しながら、国内プロ野の取材も手伝っていたという。この3人は「A記者がボスで、B記者が子分。2人はなぜかC記者が嫌いで、ことあるごとに難癖をつけていた」と、スポーツ新聞記者の証言を紹介。

 今年6月、この3人と数人の女性との宴席がもうけられ、A記者とB記者は近くのシティーホテルを予約、「皆でそのホテルに行こうと計画していたのです。そしてその場でC記者と女性がコトに及ぶところを“ハメ撮り”し、それをネタに彼を脅そうと考えていたようです」という朝日新聞関係者の声を紹介している。しかし、この計画は頓挫したという。そこで予約してあったシティーホテルに男3人で行き、酒を飲み続け、「(B記者が)“仕事ができない。原稿もヘタ”などと執拗に挑発し、C記者が激昂した。思わずB氏の胸倉を掴んでしまった」という。