消費者が企業活動に抱く疑問を考察するサイト ビジネスジャーナル ⁄ Business Journal
また、保険料を払い込んでいる期間(モデルケースでは50歳からの20年間)に亡くなる、もしくは契約を解除した場合には、払い込んだ金額の70%しか支払われない。30%は日生のタダ取りだ。
このように同保険は、契約者が自らの寿命を賭けて一か八かの勝負をするような保険であり、胴元となる日生がボロ儲けを狙っていると疑われてもおかしくない。日本銀行による低金利政策の影響で、生保も運用に苦慮しており、ついには人の寿命を使うという“仇花”のような商品を生み出してしまったのか。
(文=鷲尾香一/ジャーナリスト)
Business news pick up
RANKING
17:30更新関連記事
2024.12.02 17:05
2024.12.02 05:55
2024.12.01 19:40
2024.12.01 19:30