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『まんぷく』ファン垂涎の大阪「カップヌードルミュージアム」で感動体験!

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 お湯を注ぐだけで食べられるインスタントラーメンだが、容器、麺、具、製造工程の一つひとつに試行錯誤の結果たどり着いた発明が詰まっている。1971年当初、満を持して発売されたカップヌードルはなかなか売れなかった。ここまでは『まんぷく』でも描かれているエピソードだが、ドラマとは異なり、実際に転機となったのは72年2月のあさま山荘事件だ。連合赤軍と機動隊の攻防がテレビで全国中継されたとき、雪の中で湯気が上がるカップヌードルを立ったまま食べる機動隊員の姿が放送され、それをきっかけに大ブームが到来したのだという。そんなインスタントラーメン発明のエピソードは、展示「安藤百福とインスタントラーメン物語」で知ることができる。

見習えない?見習いたい?安藤仁子さんの生き方

8月末まで公開中の特別展「安藤仁子展」

『まんぷく』のヒロイン・福子のモデルとなった、安藤百福氏の妻・安藤仁子さん。「チキンラーメンの女房 安藤仁子展」は、亡くなった後に発見された直筆の手帳に残された回想録と共に、その生涯をたどる展示となっている。

 仁子さんの手帳は「主人が命かけた日清が成功した」という文字で締めくくられている。半世紀以上にわたり百福氏を支え続けた仁子さん。訪れていた大阪在住の女性は「とても真似できない」「成功する前に私なら『やめて』と言ってしまう」と仁子さんの献身に驚く。

『まんぷく』は安藤百福・仁子夫婦をモデルにしているが、あくまでフィクションであり、当然実際とは異なる脚色もある。「展示でドラマとは違う夫婦の物語を知ってほしい」と日清HD広報部の川手さんは話す。

『まんぷく』人気で盛り上がる大阪・池田市


 ミュージアムのある池田市では、『まんぷく』の放送を記念し、池田市内のまんぷくメニュー(自慢の一品)やまんぷくサービス(お得なクーポン)を掲載したグルメ冊子「まんぷくパス」を配布するなど、『まんぷく』人気にあやかって地域を盛り上げようとPRしている。同市地域活性課の担当者は「今までは子連れの方が多かったが、ドラマの放送を受けて、ご高齢の方をはじめ幅広い世代の観光客が来てくださっている」と話す(※まんぷくパスは7月中旬まで配布)。放送終了後も、『まんぷく』人気はしばらく続きそうだ。

クリエイティブシンキングを学べる場所

安藤百福翁像

 チキンラーメンを発売したとき、百福氏48歳、仁子氏41歳。カップヌードル発売は、百福氏61歳、仁子氏54歳。実際に見学するまで、カップヌードルミュージアムは子ども向けのアミューズメントパークのようなものを想像していたが、インスタントラーメンの発明秘話と夫婦の軌跡から、クリエイティブシンキングの大切さをはじめ、多くのことを学べる場所となっている。『まんぷく』ファンに限らず、オススメしたい。
(文=林夏子/ライター)

●「カップヌードルミュージアム 大阪池田」
〒563-0041 大阪府池田市満寿美町8-25
TEL:072-752-3484(受付時間9:00~16:30 休館日を除く)
入館料:無料(※カップヌードルミュージアム 横浜は入館料有料)

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