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千鳥・大悟や千原せいじの不倫“お咎めなし”のワケ…コロナ禍で変わる芸人のゴシップ対策

文=藤原三星
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2016年に立て続けに不倫スキャンダルを起こしたものの、不問に付された千鳥の大悟(写真左・41歳)。CMに出まくりの超売れっ子となった現在、もしもコロナ不倫が報じられなどすれば、どれぐらいの損害賠償を負う羽目に陥るかくらい、さすがにわかっているはず?(画像は千鳥スタッフ公式Instagramより)

 緊急事態宣言が5月末まで延長され、“巣ごもり生活”の続行も確定した。「飲みにも出歩けない生活はいつまで続くのか……」とため息を漏らす一般人も多いなか、売れっ子芸能人たちはより過酷な巣ごもり生活を強いられているという。

 芸能界に詳しいある放送作家はこう明かす。

「緊急事態宣言発出中とはいえ、あくまでも“自粛の要請”ですから、一般人が巣ごもりを破ったとて罪に問われるわけではない。しかし芸能人は違います。現在のこの状況下で、もし夜遊びをしているところを週刊誌に撮られようもんなら、レギュラー番組やCMの降板は不可避。そのため、県をまたいで温泉に行ったりゴルフやキャンプに行くのもご法度。各事務所のスタッフは、口が酸っぱくなるほど所属タレントにそう指導しているそうです。

 俳優や芸人には、“金持ちになりたい”“異性にモテたい”という思いでこの世界に入ってきている者も多いですから、昨年からの緊急事態宣言の連発で、『もう限界』とため息を漏らすタレントが続出しています。実際、外で遊べないためヒマな時間を持て余した芸能人がYouTubeを始める、というのも最近の傾向です。YouTubeの撮影となれば、ロケ撮影をする大義名分も生まれますし、しかも程度の差こそあれ収入にもなる。このコロナ禍が続く限り、有名芸能人のYouTube参戦はまだまだ止まらないでしょうね」

“本当の売れっ子”は、セキュリティ対策万全のマンションで不倫しまくっている?

 いわれてみれば確かに、コロナ禍が本格化してから、売れっ子芸能人たちによる不倫スキャンダルはあまり報じられなくなった感もある。しかし、ある週刊誌の記者は「中途半端な売れっ子芸能人は自粛をしてるが、“本当の売れっ子”はちゃんと遊んでいますよ」と断言する。

「売れている芸能人はたいてい遊んでいるものですが、今はさすがに外で飲み歩くことができない。そこで多いのが、個人事務所用に借りているマンションで逢引きするケースですね。中途半端な売れっ子だとこうした事務所を都内に維持するだけでも大変ですが、本当の売れっ子ならば、我々スクープ記者たちなど簡単に煙に巻けるだけのセキュリティー対策を常備したマンションなんかに事務所を借りているもの。結局、部屋で会うだけなら誰にもバレないし、ツーショット写真さえ撮られなければ、決定的なゴシップ記事には絶対にならない。我々のもとには断片的な情報がたくさん入ってきはしますが、結局なかなか追いきれず……売れてる人たちは、そのへんの“かわし方”が非常にうまいですよね」

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2019年に半年間で2度も不倫スキャンダルが報じられた千原せいじ(51歳)。テレビから干されてしまうことを見越してYouTube活動をスタートさせたという噂も……。(画像は本人公式YouTubeチャンネル「せいじんトコ」より)

千鳥・大悟も千原せいじも、“コロナ禍の不倫スキャンダル”であったならどれだけのものを失ったことか

 バレれば、大きな代償をともなうであろう芸能人の「コロナ不倫」。では、それでもなぜ彼らは密会を重ねるのか?

「そこにはやはり、損得勘定がある。CMに数多く出演しているタレントや芸人は、『今はしょうがない』と諦めて密会などはなるべく控えていると思いますよ。

 例えば千鳥の大悟さんは2016年に茶髪美女、2017年に金髪ダンサー……と立て続けに不倫スキャンダルを起こしましたが、まだ当時は現在ほどに売れっ子にはなっておらず、CM出演本数も少なかったため、不問に付された。でも、今や千鳥は超売れっ子で、ソフトバンクにダイハツにアサヒ飲料『WANDA』……とCMにも出まくっているため、もしもコロナ不倫が報じられなどすれば、どれぐらいの損害賠償を負う羽目に陥るかくらい、さすがにわかっているはず。だからこそ、あれだけ毎晩飲み歩いてた大悟さんも、今ではまっすぐ帰宅してますね。

 2019年に半年間で2度も不倫スキャンダルが報じられた千原せいじさんも、CM出演がないため不問に付されましたが、あれだって、CM出演中だったら謝罪会見を余儀なくされていたことでしょう。

 つまり、『やんちゃ芸人だからことなきを得た』『芸人は色ごとも仕事のうちだと思われた』などということではなく、“責任”が発生するCM仕事をやっていなかっただけだということ。CMやレギュラー本数次第で状況は一変するため、本当に売れている人ほど、自粛しているか、あるいは巧みに屋内で遊んでいる。アンジャッシュ渡部建さんは“多目的不倫”で多くのものを失いましたが、あれもまだコロナ以前の話だったので、『そもそも今どき出歩くなんて』という部分でのバッシングは免れた。しかし今や、“コロナ不倫”はとてつもない代償を背負わざるを得ない。だからこそ、そうやすやすとは手を出せないんでしょう。ゴシップを追い求める週刊誌の記者としては、そういう意味でも早くコロナが終わってほしいですよ(笑)」

 新型コロナはさまざまなものを変えたといわれているが、芸能人の不倫事情においてもまた、“ニューノーマル”が生まれていたようだ。

(文=藤原三星)

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藤原三星

藤原三星

ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。

Twitter:@samsungfujiwara

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