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アマゾン、スゴすぎるサービス開始!食品を1個単位で当日宅配、スーパー並み価格

文=編集部
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 その差はさらに縮まった。9月16日の終値時点で、マクドナルドの時価総額は925億ドル。スターバックスは847億ドルと、78億ドル差に追い上げた。マクドナルドはスターバックスを売上高で1.6倍、営業利益で2.5倍上回っているが、スターバックスの株価は過去12カ月で49%上昇し57ドルとなった。

 スターバックスは2009年からモバイルへの取り組みを進めてきた。これが業績に結び付き株価は過去最高を更新した。スタバの株価が70ドル台に乗れば、業績の足踏みを続けるマクドナルドを抜き、時価総額で首位に躍り出るという見通しが信憑性を帯びてくる。これまで、「ネットを制する者が小売りを制する」といわれてきたが、外食も同様に「ネットを制する者が外食を制する」時代を迎えた。

アマゾン、ネットスーパーに参入

 アマゾンジャパン(東京・目黒)は9月15日、割安な食品や日用品の宅配サービスを始めた。生鮮食品を除く5000点をスーパー並みの価格で販売する。利用者は1個単位で購入可能で、早ければ注文した日に届く。アマゾンの利用者は月間5000万人に達する。有料サービス「アマゾンプライム」(年会費3900円)の会員向けに提供する。神奈川県の配送拠点から全国に1~3日で品物が届くようにする。首都圏では注文した当日に受け取れる地域が出るようだ。送料は段ボール1箱(52センチ×28センチ×36センチ)で290円。

 このサービスは米国でも「アマゾンパントリー」の名前で行われており、日本が2番目になる。仕事や子育てで忙しい利用者を取り込むのが狙いだ。ネットスーパーの市場規模は共働き世帯の増加で、急成長している。ネットスーパーは小売り大手のセブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂やイオン、西友も展開しており、アマゾンの新規参入で競争は一段と激しくなる。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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