ビジネスジャーナル > 企業ニュース > 「ランチ難民」を解決する画期的食品
NEW

「ランチ難民」を解決&野菜たっぷりの画期的ストック食品!貴重な昼休みを有効活用

文=横山渉/ジャーナリスト 撮影=尾藤能暢
【この記事のキーワード】, , , , ,
「ランチ難民」を解決&野菜たっぷりの画期的ストック食品!貴重な昼休みを有効活用の画像1フジッコの「ベスタデリ」シリーズ

 近年、「ランチをひとりで食べたい」という若手ビジネスパーソンが増えている。同僚たちと外に食べに出ても、どこも混んでいるし、席が空いても同じテーブルになるかどうかはわからない。

 コンビニエンスストアに弁当やパンを買いに行く人も多いが、ランチタイムはレジが混雑して行列になることもある。いずれにしても、貴重な昼休みを無駄にしてしまいかねない。

 食品メーカーのフジッコが今年1月に行った「ビジネスパーソンのランチに関する調査」(インターネットで400人が回答)によれば、「ランチタイムには食べるだけではなく自分の好きなことをしたい」との回答が76.8%もあった。

 昼休みに読書や英会話のリスニングをしている人は昔からいたし、趣味でジョギングをしている人もいた。今は昼寝を推奨している会社も増えており、昼休みはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に費やしたいという若手も多いだろう。

 パーソナルな昼の時間をさまざまなことに活用することを、最近は「昼活」と呼ぶが、フジッコはそうした昼活を応援すべく、2月から「ストック型ランチプロジェクト」を開始した。

「ストック型ランチ」とは、ランチ用の食品をオフィスにストック(買い置き)しておくという考え方だ。置き薬のように、グラタンなど1食で完結するチルド(冷蔵)惣菜を社内にストックし、社員が食べた分だけ料金を支払う「置き弁」サービスである。

 同社は、冷蔵で47日間保存できるグラタンやラザニアなどの洋風総菜「ベスタデリ」シリーズ(税込409円)を、期間限定で約30社に無料配布したところ、参加企業の募集の時点で「予想外に反響が大きかった」(同社ブランドマネージャー・入道知生<にゅうどう・ともいく>氏)という。

約8割が「ランチで健康面に気を配る」

「オフィスに置いておく」ということであれば、カップ麺や従来の冷凍食品もあるが、ベスタデリは何が違うのか。入道氏は、味の違いを強調する。

「野菜には、本来の食感を残したまま冷凍することができなかったものがあります。あまり知られていませんが、実はじゃがいもがそのひとつ。ベスタデリでは、スウェーデンの新しい加熱調理殺菌システム『スチームバルブ製法』を採用し、野菜や肉などの素材の風味をそのまま長持ちさせることに成功しました。そのおいしさが電子レンジに入れて3分で味わえますから、昼活したいビジネスパーソンにもぴったりです」(同)

「ランチ難民」を解決&野菜たっぷりの画期的ストック食品!貴重な昼休みを有効活用の画像2フジッコの入道知生氏

 商品開発は、ホテルやレストランで調理経験のある専任シェフが担当している。家庭で手作りしにくい本格的な味の洋風メニューを提供し、便利なだけでなく、豊かな食生活を提案したいと考えている。さらに、入道氏はビジネスパーソンの健康志向も指摘する。

「当社のアンケート調査でも、約8割の方が『ランチで健康面に気を配りたい』と回答しています。ベスタデリでは野菜の量が30~90%を占め、しかも保存料無添加。グラタンというとカロリーが高そうですが、全メニュー400キロカロリー以下に抑えられています」(同)

 低カロリーは、特に女性にとって重要なポイントだ。それでいて、チーズやホワイトソースの濃厚な味わいはまったく損なわれていない。内容量240グラムなので、付け合せにロールパンやサラダをプラスすれば、男性も十分満足できるだろう。

フジッコ、中食市場参入で高齢者も救済?

 11月20日から、ベスタデリシリーズに新メニューとして「牛すき豆腐」「豚バラみぞれ煮」「スンドゥブ・チゲ」の3つが加わる。先行の4種類が洋食で、どちらかといえば女性向けなのに対し、新メニューは男性を意識したものといえる。おにぎりなどと一緒に食べれば、かなり満足度は高そうだ。

 フジッコは、今後も積極的に中食市場に参入していく方針だ。「中食」とは、飲食店で食べる「外食」と家で素材を調理して食べる「内食」の間のことで、デパートの惣菜やデリバリーメニューなど、調理済みですぐに食べられるものやその食スタイルを指す。

 外食産業の苦戦が伝えられるなか、中食の市場規模は右肩上がりの成長が続いている。外食産業総合調査研究センターの調べでは、1985年に1兆円あまりの規模だった市場は、2012年には5.9兆円にまで拡大した。

「地方では、過疎化と高齢化によって“買い物難民”になっているシニアもいます。シニアの栄養不足を解消するためにも、ベスタデリではチルド惣菜のストックを提案しています。今回、都市部のビジネスパーソンには昼活をテーマに訴求していますが、マーケットごとにメッセージを変えて、食の大切さを伝えていきたいと思います」(同)

 フジッコといえば昆布と大豆の健康的な和食惣菜のイメージが強いだけに、特にシニアには、同社のブランド力が強みとして発揮されるかもしれない。
(文=横山渉/ジャーナリスト 撮影=尾藤能暢)

※本記事はPR記事です。

横山渉/フリージャーナリスト

横山渉/フリージャーナリスト

産経新聞社、日刊工業新聞社、複数の出版社を経て独立。企業取材を得意とし、経済誌を中心に執筆。取材テーマは、政治・経済、環境・エネルギー、健康・医療など。著書に「ニッポンの暴言」(三才ブックス)、「あなたもなれる!コンサルタント独立開業ガイド」(ぱる出版)ほか。

「ランチ難民」を解決&野菜たっぷりの画期的ストック食品!貴重な昼休みを有効活用のページです。ビジネスジャーナルは、企業、, , , , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!