NY市、大型サイズの炭酸飲料の販売禁止を検討 肥満対策で – CNN(6月1日)
ニューヨ-クもこんなことするのか! とも思ったが、よく読むとどうでもいいような内容。しかし星新一のショートショートで、素晴らしい都市計画をして、移動もすべてコンピューター制御の家と家とを結ぶチューブの中を、カラダひとつで空気圧で移動する無公害・無事故の都市を造り、そしてほかにもとにかくストレスのない未来都市を完成させたら、その結果ストレスのなさから人のカラダが少し大きくなってきてしまって、チューブの中をカラダが引っ掛かってしまい、すべての都市計画が崩壊するという話を思い出した。ニューヨ-ク市長もそんなことを考えているのかな? しかしいずれにしても実害はない規制と思われ、まぁそんなもんかと思ったゆるい記事。
福岡市の「禁酒令」に意見164件 賛成37件、反対64件 – 西日本新聞(5月23日)
一方この記事は気になる。まず最初に、私はこの禁酒令に反対です。記事によると私はマジョリティのようではあるが、中間意見は賛成的意見が多かったというような書かれ方になっているので、実のところはなんともいえない。本件は、前出のニューヨ-クの規制と違って、個人(地方公務員といっても、もちろん個人です)の権利を制限する大ごとだと思うのですが、世間の反応が寛容です。私はアンチ・体制、アンチ・ファッショがカラダの芯から染みているので、このようなことはとても嫌です。日本の将来が少し気になってしまった記事。
バフェット氏との昼食会権利競売、過去最高の346万ドルで落札 – Bloomberg(6月9日)
話としては面白いが、バフェット氏は何かのチャリティのために自らこの権利を競売に掛けたのでしょう。そして落札した人も、バフェット氏とステーキを食べたかっただけだからではなく、そのチャリティに参加する気があるから、これだけの大金を払ったのでしょう。しかしこのチャリティが、なんのためであったかが書かれていない。英語の元記事から書かれていないのか、日本語訳した時に落としたのか。同じブルームバーグから、この日本語記事の2日後に出ている英文記事では、サンフランシスコで貧困層やホームレスを支援するグライド基金に寄付されることがしっかり書かれている。いずれにしても、この日本語記事ではワイドショウと一緒。米系メディアのジャーナリズムの見識を疑ってしまった記事。
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:マネックス証券代表取締役社長CEO
1987年東京大学法学部卒業。ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に入社。同社のゼネラルパートナー、東京支社の為替・債券部門の共同責任者となる。1999年4月に株式会社マネックス(旧マネックス証券株式会社)を設立、2004年8月には日興ビーンズ証券株式会社との経営統合により、マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社が発足、代表取締役社長CEOとなる。現在、マネックスグループ代表取締役会長兼社長CEOおよびマネックス証券代表取締役社長CEO。株式会社東京証券取引所グループ社外取締役なども務める。