6月末、大人気マンガ『キングダム』(集英社)の作者である原泰久氏(46)との破局を認めた小島瑠璃子(27)。
その後、バラエティ番組出演時に“破局ネタ”でイジられることが急激に増えたが、そのたびにこじるりがみせる“見事な返し”がネットでは話題になっている。
ある放送作家はこう語る。
「先日の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)出演時も、『週イチで中国語のレッスンに通っている』というエピソードを披露したこじるりに対し、鬼越トマホークの坂井(良多)が『元カレに未練があるから中国語を習ってるんじゃないですか?』とツッコミ。原氏が手がける『キングダム』が中国を舞台にした物語であることからそうイジったわけですが、これに対してこじるりは『付き合う前から習ってました』と弁明しつつも、『本当に共演NGにしたい。鬼越(トマホーク)さんだけは本当にいや』とコメント。番組は非常に盛り上がりましたが、でもこれってそもそも、普通のタレントや女優さんならこのタイミングで『中国語を習ってる』なんてエピソードはまず出さないはず。それを、悪口芸で有名な鬼越トマホークがいる場でぶっ込んでくるとは、なかなかの策士だと思いましたね。
また、『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)でも、話題がマンガ家のエピソードになると松本(人志)さんや千鳥の2人からさんざんイジられてましたが、こじるりは決して否定はしないんですよね。終わった恋愛なんで多くは語ろうとしないけど、このネタがおいしいってことはわかっている。この“鼻のよさ”こそが、彼女が人気タレントでいられる秘訣なんだろうなって思いますね」
『グータンヌーボ2』でみせた、“夜の営み”への直截的なコメント能力
破局した直後にゲスト出演した『グータンヌーボ2』(フジテレビ系)では、「前の彼とお別れしたばっかりで、久々にフリーです」とあっさり認め、ぶっちゃけトーク全開キャラとして開眼したようにも見えたが……。
「とはいえ、原さんが前の奥さんと離婚した原因が『こじるりとの出会い』にあると騒がれ、一部では“略奪婚”とも報道されていたため、ネットでは『人の家族を離散させといて、ネタにすんなよ』とバッシングされたのも事実。なので、今はぶっちゃけすぎない程度にイジられる、というスタンスに微調整したのではないでしょうか。
また、『グータンヌーボ2』では『付き合う前にいたすかいたさないか』というキワどいトークテーマのときに、『いたさないと怖いです。いたす前に付き合うってどういう勇気?って思う』とまでコメント。夜の営みに関してもNGナシでコメントできるって、原氏との破局を経て、むしろ最強のタレントになって帰ってきたなあとさえ思いましたね」(前出・放送作家)
秋元康12年ぶりのラジオ番組の“相棒”に選ばれた小島瑠璃子のたぐいまれなる“サバイブ能力”
10月からは、秋元康氏がプロデュースしパーソナリティーも務めるラジオ番組『いいこと、聴いた』(TOKYO FM)にレギュラー出演することが決定。秋元氏が12年半ぶりにラジオパーソナリティーを務めるというだけあって、大いに注目を集めている。
ある週刊誌記者はこう語る。
「あの秋元さんが久々に手がけるラジオ番組の相棒として認められているわけですからね。こじるりがいかにタレントとして優秀かということですよ。あと、27歳ながら政治や経済にも関心があり、オヤジ転がしの才能に長けてるのもポイント。秋元さんにがっつりハマるのも想像に難くないというか、やはりこの芸能界をサバイブしてきただけのポテンシャルの持ち主だと思いますね。
もともと彼女は、ホリプロタレントスカウトキャラバンのグランプリ受賞者という超エリートコースに乗って芸能界に入ってきた人。事務所の先輩である綾瀬はるかさんや深田恭子さんのように女優として活動する選択肢もあったと思いますが、世間からの好感度が成功の可否を握るバラドルの道を歩んできた。芸人でもないのに平場のトークやリアクションだけでここまで上り詰めてきたという矜持は、誰よりもあるでしょうね。
一流マンガ家との破局劇は、ウマ味があるうちは対応するけど、そろそろ飽きられることもまた誰よりも本人がわかってるはず。次なる“武器”を探しつつ、したたかにこれからも芸能界をサバイブしていくでしょうね」
一流の武器を携えてさらなる進化を遂げた小島瑠璃子。最強の女性タレントとしてどこまで飛躍を見せるか、注目したい。