CMギャラ、日本トップは大谷翔平の2億円超?auのCM出演がめちゃめちゃオイシイ理由
ひと昔前なら高倉健さん&吉永小百合がトップオブトップ
で、気になる具体的な年間契約料の金額ですが……ちょっと前だと高倉健さん、吉永小百合さんクラスが“トップオブトップ”で1億円くらいだったかな。今だともうちょっと高くて、1億円超えをする芸能人もけっこう多いと聞きます。明石家さんまさん、タモリさん、ダウンタウンのお2人、中居正広さんなどなど。山﨑賢人くん、斎藤工さん、高橋一生さんあたりで5000〜6000万円か、あるいはそれ以下……といったところでしょうか。
あと、2020年末をもって活動休止することを先日発表した嵐は、単独でのギャラは1億円前後、グループでは1億5000万円といわれています。意外と“お買い得”な印象ですよね。
CMって、ただ人気があるからギャラが高いというわけではなく、老若男女、広範囲で名前を知られていることが大事なんです。たとえば今でいえば星野源くんなんかは、曲もヒットして役者もやっていて、ある層にはすごく人気があるんだけど、すべての年代にわたってものすごく有名……というわけではないですよね。だから、彼のギャラがものすごく高いかというと、おそらくそこまででもないと思います。やっぱり、はやりの俳優やミュージシャンよりも、長くバラエティー番組に出ているタレントのほうが認知度も高く、その結果ギャラも高めという傾向がありますね。
そういう意味で、日本国民みんなが知っていてギャラが高い……といえば、やっぱり有名アスリートでしょうか。スポーツは、男女や世代を問わず、みんな興味がありますからね。王貞治選手、長嶋茂雄選手の時代から、ちょっと前だとイチロー選手やダルビッシュ選手、今だと羽生結弦選手、錦織圭選手、大坂なおみ選手なんかは、かなりの額になるでしょうね。今一番ギャラが高いのは大谷翔平選手で、なんと2億8000万円という情報もあります。
スポーツ選手に関しては、これから東京五輪までの間に開催される世界大会の結果や五輪でのメダル獲得など、東京五輪に向けての盛り上がりに比例して、彼らの“起用バブル”が起こる可能性もあるかもしれませんよね。だから最近は、いろんな芸能事務所がアスリートの争奪戦を繰り広げているのかな(笑)。
(構成/白井月子)