自民党衆院議員の小泉進次郎氏とフリーアナウンサーの滝川クリステルが7日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相と菅義偉官房長官に結婚を報告した。その後に小泉議員と滝川は揃って会見に応じ、小泉議員は「(滝川の)お腹の中に子供もいますので、これからできる限り静かに温かく見守っていただきたいなと、そう思っています」と、滝川が妊娠していることを明かした。
さらに小泉議員は滝川との結婚を決断した理由について、「彼女といると、鎧を脱いでいい、武器を置いていいんだな」と語り、滝川も「お付き合いしていくなかで、素のまま、ありのままでいられる関係がよかった」と告白。お互いに自然体でいられる存在であることをうかがわせた。
世間は祝福ムードに沸いているが、“政治家の妻”となった滝川の今後について、新聞記者はこう懸念を漏らす。
「進次郎の小泉家は、父は元首相の小泉純一郎、祖父は元防衛庁長官の小泉純也という、代々有力議員を輩出してきた名家。当然ながら滝川は、進次郎を支える一方で小泉家にとって大切な跡取りを育てていくことが求められることになります。
そこで思い出されるのが、純一郎の元妻で進次郎の実母であるAさんのことです。Aさんは嫁いだ小泉家の人々からのあまりに厳しい扱いにより心身の調子を崩し、三男を妊娠中に純一郎と離婚。出産後は独身のまま三男を育て、小泉家に残った進次郎とその兄で俳優の孝太郎には会わせてもらえませんでした。そのため、Aさんは小泉家から事実上追放されたと言う人もいるくらいです。
滝川はこれから、そんな厳しい小泉家のしきたりに慣れ、さらに“政治家の嫁”としての仕事をこなしていかなければならない。選挙期間中は進次郎と離れて選挙区に張り付き、支援者に頭を下げ続けるという想像以上に泥臭い活動が待っているわけですが、そうした過酷な環境に、パリ生まれでフランス人の父と日本人の母という家庭に育った滝川が、果たして耐えられるのかが気になります」
また、別の新聞記者もこう語る。
「カネの管理も含めて小泉家を事実上取り仕切ってきたのは、純一郎の姉で秘書も務めてきた信子さんです。信子さんは純一郎が首相時代は首相公邸に同居し、純一郎の折々の政治決断に大きな影響を与えました。また、純一郎の元妻のAさんにかなり厳しく当たり、離婚後に進次郎たちと会うことを許さなかったのも信子さんだといわれています。
すでに滝川が信子さんの“面接”を受けたのかどうかは、わかりませんが、小泉家の絶対権力者である信子さんのお眼鏡に適うかどうかが、滝川の今後にとってカギを握るのではないでしょうか」
いずれにしても、ひとまずはビッグカップルの誕生を祝福したい。
(文=編集部)