(2)カレンダー機能
デートの予定を立て、2人で共有する。
「気になるリストのリンクをひもづけてスケジュール調整をすることができます。『この映画を見に行きたいけど、いつ行けるかまだわからない』という時には、リンクだけを入れた予定を立てておくとやりとりが便利です」(同)
(3)アルバム機能
訪れたデートスポットの写真を2人で共有する。
「今のカップルは、1回のデートや旅行において、平均6~7枚スマートフォンで写真を撮るとのことです。その写真が雑多に共有されるのではなく、2人で整理しておければ、振り返るのにも便利です。この機能を使えば、撮影日ごとに自動でフォルダ分けされますし、『付き合ってから何日目に撮った写真か』ということも一目でわかります」(同)
これらの機能は、SNSでは別に目新しいものでもないが、カップルたちにとっては重要である。なぜなら、別れる原因のひとつとなるマンネリ化を防げるからである。例えば、「デート機能」で「行ったリスト」を表示してデートスポットの思い出を振り返ったり、アルバムで「付き合ってから何日目に、こんな写真撮ったな」と振り返ったりできる。これらの振り返りを基に次のデートプランを考えて実行する、という互いの愛を深める好循環を生み出すことができる。この循環こそがマンネリ化防止の鍵なのだ。
では、こうした機能が実際にカップルのマンネリ化防止に有益であることを裏付けるデータはあるのだろうか?
「Pairyの利用者にアンケートを取った結果、約45%が『使ってから結婚を意識するようになった』と回答しています。また、約75%が『カップルのマンネリが解消された』と答えています。結婚を意識するようになったということは、恋人たちの愛が深まり、いつまでも一緒にいたいという思いが強くなったことにほかなりません。たとえ結婚を意識するところまでいかなくてもマンネリが解消されれば、いつか結婚したいと思うようになるかもしれませんし、せっかく出会った恋人と別れる可能性も低くなるでしょう」(同)