インターネット消費者取引連絡会(第5回)議事要旨 - 消費者庁(5月15日)
いまごろになって、ようやく問題の骨子となるところが浮き彫りになり始めましたが、肝心のKPIツールによって貴重なデジタルカードの供出確率が容易に変更され得ることなどの問題については、あまりしっかり語られなかったようです。
やはり、来月あたりに摘発される業者でも出ないことには、問題の所在を理解することはできないのかもしれないですね。
生活保護法による保護の実施要領について – 厚生省
「(5) 扶養の程度は、次の標準によること」として、去年から以下の内容が出ており注目されます。「重点的扶養能力調査対象者が十分な扶養能力があるにもかかわらず、正当な理由なくして扶養を拒み、他に円満な解決の途がない場合には、家庭裁判所に対する調停又は審判の申立てをも考慮すること」ということは、吉本興業も次長課長の河本さんも厳しい対応を迫られそうで。
今度は”カンボジアの土地使用権”! 依然続く劇場型勧誘−「リゾート地」「農地」の投資話にご用心− - 国民生活センター(5月24日)
古き良き林野商法が、どんどんグローバル化している件で、海老の養殖を超えていったお話であります。これはもう、あかんでありましょう。非常に香ばしいんですけれども、騙される人というのはどういう御仁なのでありましょうか?
平成22年(ワ)第17142号 物件返還等請求事件 – 東京地方裁判所
人気キャラクター「ハルヒ」(「涼宮ハルヒの憂鬱」)のフィギュア製作を下請けした造型師がやられた件で、細かく事実認定した判決文が面白くてピックアップ。「原告が製作する本件物件2は,本件請負契約2が解除された平成22年3月12日の時点で,頭部のリボン,腕章,スカートの段になっている二等辺三角形の部分の製作を残すのみで,頭身や体型のバランスはキャラクターの持つ特徴を捉えており,セガの要請に応じた表情の修正も完成していた」とかなんかこの文体で書かれると美しいです。
米国「プライバシー権利章典」の衝撃 出遅れた日本 – 日経新聞(5月25日)
クロサカさんのこの前の記事。DNT(Do Not Track)要項など、2月の時点で結構騒ぎになった部分も含めての解説記事であります。この中では、オプトアウトや、プロビジネスといったネット業界特有の事項と政策ポリシーのアプローチが交錯しておりまして、我が国は「どこのポジションで政策立案すると望ましいのか」を考える上では、良い記事だろうと思います。では、読者のビジネスではどうしたらいいのか? という回答にはまったくならんのでしょうが。
続・行き過ぎたソーシャルゲーム 依然残る「射幸心」 – 日経新聞(5月22日)
「ガチャ依存」か「脱ガチャ」か 健全化への分水嶺
もういっちょ日経。おなじみ井上理記者の渾身のレポーツ。問題意識がはっきりしていて読みやすいのと、事実関係についてはおおむね全部押さえてあるので、非常に良い記事でございますね。
あの「FC2」による裏口上場と噂のアキナジスタが30営業日で株価22倍の青天井、投資家の夢も青天井 – 市況かぶ全力2階建(5月23日)
最後は2階建さんから。しかし、これもうFC2はとっくに降りてしまっているのではあるまいか……と思うのだが、さて真空地帯をそのまま流れていくことができるのか。恐ろしくてとても手を出せない銘柄になってしまいました、はい。