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三菱東京UFJ銀行員「ローン審査ゆるゆるで、アコムに丸投げ」

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「ウィキペディア」より
2012年3月期決算で、国内企業としてはトップとなる9813億円もの最終利益を計上し、今月発表された「世界の主な金融機関の信用力ランキング」(英調査会社マークイット・グループの調査)では第3位にランクインした三菱東京UFJ銀行(以下、三菱東京)。好業績と高い信用力を受け、今後のさらなる海外事業拡大を狙う、まさに“メガバンクの中のメガバンク”である当行だが、実は、消費者金融業者のアコムと提携し、いわゆるサラ金業者としての顔も持つ。

 改正貸金業法の全面施行による消費者金融業界の凋落を受け、三菱東京の「バンクイック」、三井住友銀行の「三井住友銀行カードローン」など、メガバンクが提供するローン商品が、いま注目を集めている。
 
「実は提携する消費者金融業者に丸投げ」など、その驚くべき実態について、三菱東京・A氏に赤裸々に語ってもらった。

――貸金業法改正を受け、三菱東京とアコム、三井住友銀行とプロミスなどのように、大手行と消費者金融業者との提携は進みました。本音のところ、提携の目的はなんでしょうか?

A氏 本改正では、「総量規制」が定められ、利用者の年収額3分の1を超える金額の貸し付けを、消費者金融業者は禁止された。しかし、総量規制が適用されるのは、「カードのキャッシング」と「サラ金からの借り入れ」に限られている。「カードローン」「フリーローン」などと呼ばれている銀行のローン商品は、適用除外である。つまり、銀行のローン商品は、消費者金融、サラ金で借りられなくなった人のための受け皿と思ってもらっていい。

 実は、ウチの永易克典頭取(当時)も、「消費者金融からお金を借りられなくなった人の“受け皿”となることは、銀行としての責務」と、各種報道のインタビューにも答えている。

――提携により、銀行側と消費者金融業者側それぞれ、どのようなメリットがあったのでしょうか?

A氏 消費者金融業者は、表舞台での活動を控える裏で、銀行の名前で業務を行うことができる。業者側とすれば、銀行の信用と名前で商売ができる。銀行側も、消費者金融との提携でリテール業務の裾野が広がる。お互いにメリットのある話だ。

名は「銀行」、実質は「サラ金」

――アコムとの提携について、三菱東京内では、どのように受け止められていましたか?

A氏 消費者金融業界の人たちには申し訳ないが、行内では、社会的責任と信用の高い銀行が、「なぜカネ貸しに手を染めなければならないのか?」という声はある。しかし、銀行業界も不況の中、銀行員のプライドどうこうなど言っていられないので、やむを得ないが……。

――提携により、銀行のローン商品は、利用者が借り入れを申し込むと、保証会社として業務提携している消費者金融が審査を行う形になりましたが、そのスキームはしっかりと機能しているのでしょうか?