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元リクルート伝説の女性MGR 小原瑞穂氏(株式会社Hooray代表取締役)インタビュー(2)

リクルート元社員が語る「リクルートはAKB48である」

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リクルート元社員が語る「リクルートはAKB48である」の画像1『リクルート式 1人1000万の利益を
生む人の創り方』
(PHP研究所/小原瑞穂)
 1960年、森ビル屋上の仮設事務所で江副浩正氏が創業し、学生新聞専門の広告代理店業からスタートしたリクルート。日本経済の発展とともに、新卒の就職情報だけでなく、転職、住宅、海外旅行、自動車などの多くの分野で情報誌ビジネスを展開。90年代には、いち早くネットを活用した新卒採用サイト「リクナビ」を開始。

 そのほかにも、「ホットペッパー」「R25」「じゃらん」「ゼクシィ」など、無数のメディアを世に送り出し、リクルートスタッフィング、リクルートエージェントといった人材会社をはじめ、100社以上のグループ企業を持つ。もはや、日本の産業界にとって不可欠な存在であるとともに、そこから多くの“卒業生”を輩出し、起業家をはじめ、あらゆる分野に人材を送り込んでいる「人材輩出企業」との異名を持つ。そして13年には、上場を視野に入れている、まさに“イケイケ企業”である。

 そんなリクルートで、最速でマネージャーになり、在籍中は何十回もMVPや年間最優秀経営者賞等を総ナメにしてきた伝説の女性。現在は経営コンサルティング会社Hooray(http://hooray1.com)の代表取締役を務めるのが、小原瑞穂氏だ。

 前回に引き続き、『リクルート式 1人1000万の利益を生む人の創り方』(PHP研究所)という著書も持つ小原氏に、

「等身大のリクルートとは、どのような企業なのか?」
「リクルートの強さの秘密とは?」
「トップ営業マンになる秘訣とは?」

について、聞いた。

※前回記事はこちら
『リクルート元社員が語る「強さの秘訣は、徹底した現場主義』

――リクルートというと、「社員がめちゃくちゃ働く」というイメージがありますね。

小原瑞穂氏(以下、小原) 今はそうでもないと思います。しかし、以前は確かにすごかったですね。終電でなんとか帰ろうとする。乗れなければ、そのまま飲みに行っちゃう。で、朝は普通の満員電車。確かに、結果を出さなくてはというプレッシャーもありましたよ。けど、楽しかったんですよね。だから、あまり疲れませんでしたね。取り立てて、仕事を強制された感じはなかったですからね。夕方公園でまだ帰りたくない。遊び足りない。とって言っている子供と同じですよね。

――リクルートは、「転職市場における価値が高まる企業1位」に選ばれるほど、社員の質の高さに定評があります。それはなぜですか? そして、なぜ、離職率が異常に高いのですか?

小原 転職市場で価値が高いのはなぜか? 簡単な話で、入社以来それが社員の目標だからです。「他社に行っても通用する人間になる」「独立して、いっちょまえに稼げる」会社の名前がなくても、自分の力で世の中を渡っていける人間になることが一人前とされるわけです。その証明が、転職であり、独立なんです。社員は、自分の成長のために働く。会社は、やりたいことはなんでもやらせる。

BusinessJournal編集部

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