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柳谷智宣「ITツール&アプリ徹底使いこなし術」(第5回)

iPhone 5、auとソフトバンクでは結局どっちが得なの?

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 PCデビューは30年前に発売されたシャープのX1という、筋金入りのデジタル中毒であるというITライターの柳谷智宣氏。日々、最新デジタルガジェットやウェブサービスを手当たり次第に使い込んでいる。そんな柳谷氏が、気になる今注目のガジェット&サービスを紹介する。

 9月21日にiPhone 5が発売された。筆者は仕事柄、auとソフトバンクの両端末をすぐに手に入れたが、ネットなどで予約した人たちには、まだ3週間近くたった時点でもほとんど届いていなかった。もとより、ディスプレイの量産に手間取っており、出荷数量が少ないと噂されていたところに、中国でのストライキが重なったためだ。Appleは全力で対処中なので、もう少したてば出回るはずだ。

 まだ予約はしていなくても、iPhone 5の購入を検討中の人は多いだろう。今回もiPhoneを発売しなかったドコモからは、9月の段階ですでに9万5200件がMNPで流出超過しているなど、iPhoneユーザー以外からも注目を集めているのだ。そんな悩み中の人のために、iPhone 5の魅力を徹底的にチェックしてみよう。

 iPhone 5で一番大きな変更は、液晶画面が縦方向に拡大された点だ。縦方向に176ドット大きくなり、アイコンを6列表示できるようになった。横方向は同じなので、ホールド性は変わらず。スマホは大画面化の傾向にあるが、Appleは操作性を優先させたのだ。すでにたくさんのアプリがiPhone 5に対応しているが、非対応のアプリを実行しても上下に黒い帯が入るだけで問題なく利用できる。従来のお気に入りアプリも違和感なく操作できるだろう。

 iPhone 5を持って驚くのが、薄さと軽さだ。厚さが9.3mmから7.6mmになり、重量は140gから112gへとダウンサイジング。これは、タッチセンサーをディスプレイと融合させることで実現できた。しかも、ディスプレイの色域も広げ、従来よりもきれいな映像を表示できる。薄くなったボディ用にカメラを作り直したが、解像度は高くできずに800万画素のまま。しかし、暗い場所での写りが格段によくなり、室内撮りで威力を発揮してくれる。

●LTE対応で、従来とは比較にならないくらい快適

 そして、LTEに対応したのも見逃せない。auとソフトバンクの両方で3G通信網とLTE通信網を利用でき、LTE対応エリアなら10〜50Mbpsという高速通信が可能。都市部であれば、従来とは比べものにならないくらい快適にネットを利用できるのだ。

 ほかにも、CPUがA6プロセッサに強化され、無線LANは5GHz帯をサポート、ビデオ通話のFaceTimeがHD画質になり、ビデオ撮影時の手ぶれ補正が強化されるなど、多数のグレードアップが施されている。付属のヘッドフォンも新設計され、耳にフィットしやすいうえ、音質も向上した。

 マップアプリがGoogleマップではなくなり、いろいろと物議を醸しているが、ウェブ版のGoogleマップは引き続き利用できる。マップ以外に死角はなく、万人にお勧めできる最高の端末に仕上がっていると言っていいだろう。

薄く、軽くなったiPhone 5
『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』


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