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会社で女性を「ちゃん」付けはアウト?“異性”問題のトラブル回避法

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「Thinkstock」より
 ヤクザやアウトローが裏社会を生き抜くためのメソッドを、“表”ビジネスで有効活用することを目的としてまとめた『ブラック・マネジメント』(双葉新書)の著者・丸山佑介氏が、ビジネスの現場に蔓延する「ブラック・マネジメント」を解説します。

 さまざまな年齢の男女が働く会社では、たとえ仕事を共通項としている関係であろうとも、恋愛関係に発展することは珍しいことではない。会社は社会人の出会いの場としてすでに認められているからだ。しかし、すべての社内恋愛が上手に噛み合うわけではない。

 通信系大手K社に勤務する女性秘書Aさんが、噛み合わない異性とのやりとりについて話してくれた。

「私の場合は30代なので気軽に声を掛けられることはありませんが、職場の若い子たちには、担当している重役たちが秘書を『ちゃん』付けしたら狙われているサインだとアドバイスしているんです」

 職場では「さん」付けで呼ぶのが当たり前。それが「ちゃん」に変わった瞬間こそが、相手を異性として狙っている兆候なのだという。

 このことを何人かの働く女性に質問してみたところ、ほぼ全員から「常識」だと返された。女性側からすると、昨日まで「さん」で呼ばれていたのに突然「ちゃん」に変わる理由は、異性として意識しているからとしか考えられないのだという。

 弁護するわけではないが、男性にしてみれば親しみを込めてとか、もっとフランクな関係になろうとした結果の、不器用なコミュニケーション手段という言い分があるだろう。しかし、彼女たちは一様に「好きでもない相手と職場で必要以上に仲良くなる必要はない」と言うのだ。

 実はこの呼称の変化によるコミュニケーションは、さらなる弊害を男性陣にもたらすことになる。突然「ちゃん」付けしたことで、同僚を異性として意識している「キモい人」のレッテルを貼られてしまうのだ。女性社員を敵にまわすと、職場での立場は一気に危ういものとなる。女性の意見はどこの職場でも重視されるからだ。下手に無視すればマスコミがとびつき、さらに大きな問題になることだって珍しくない。それほど、職場での女性に対する発言には気を配らなければならないのだ。

 では、下手を打ってしまったり、仲良くなりたいのに男女の壁に直面している人は、どのように現状を打破すればよいのか?

●ブラック・マネジメントで“異性”問題を回避

 大半の男性は、好意云々に関係なく、もっと仲良くなるために「どうやって境界線を崩すのか」を日々思い悩んでいるのではないだろうか。そこで、まっとうな手段では攻略できない男女の壁を崩すための対女性スキルとして、ブラック・マネジメントを紹介したい。通常のやり方では解決できない問題に裏社会のノウハウで対処することがブラック・マネジメントであり、男女関係といえども例外ではないからだ。

 裏社会の格言のひとつに「女を制するものシノギを制する」というものがある。シノギとはヤクザの仕事(生業)のこと。それほど女を扱うことは至難の業なのだ。

 では、ブラック・マネジメントにどれほどの秘技があるのか。ここで紹介したいのは、女性との関係に劇的に変化をもたらす大技ではなく、むしろ地味なものといえるだろう。

 方法は主に2つある。ひとつは「取り繕う」こと。裏社会では、「一度吐いたツバは飲めない」とされている。一度でも口にした言葉は反故にできないということだ。だからといって、発言と心中しては意味がない。一度でも「ちゃん」付けで呼んでしまった事実は取り消せないが、そのかわり徹底して相手に取り繕うのだ。それも時間を置いて複数回の布石を置くことが必要になる。まずは取り繕う準備を整えたい。

 準備というのは、「ちゃん」と呼んでから後しばらくは「さん」に戻す。そして数日から1~2週間後に再び「ちゃん」付けで呼ぶのだ。これを数回繰り返せば準備完了となる。繰り返した後の取り繕いは、いたってシンプルに「親戚に同じ名前の子がいて、ときどき間違えてしまうんだ。申し訳ない」と言う。自分に非があることを伝えた上で、呼んでしまった必然性をプラスするだけでいいのだ。