・マクドナルドの5月売上高、1年2カ月ぶり増加 ー Sankei.Biz(6月11日)
先月の既存店売上高が、前年同月比0.5%増を記録したマクドナルド。2012年4月から実に14カ月ぶりに前年実績を上回った。5月に価格改定を行い、主力商品であるハンバーガーをはじめとする4商品を値上げ。来店客数こそ減少したものの、客単価が向上した。
ただし、12年5月の売上高は、前年同期比11%減という数字。わずか0.5%の改善では、一昨年の水準には遠く及ばないことも抑えておくべきだろう。「6月以降も予断を許さない」と原田泳幸社長の気が緩まることはない。
・マクドナルド『メガポテト』の原価が判明! 価格490円に対して原価は…… ー ガジェット通信(5月18日)
5月24日に投入した新商品「メガポテト」。Lサイズ2個分、340gというボリュームと、490円という強気の価格が話題となっている。本記事では、内部資料からその原価を「ポテトが50.85円、包装に11.45円」と合計62.3円であることを明らかにした。一般的に外食産業の原価率は3割と言われる。しかし、メガポテトの原価率は1割強と、同社にとっても“美味しい”商品となっているようだ。
なおガジェット通信の別の記事(http://getnews.jp/archives/346704)によれば、メガポテトに入っているポテトの本数は176本。一本あたりの値段は2.784円となる。
・マクドナルド最強の秘密は「3本足のいす」? ー 東洋経済オンライン(6月13日)
今年1月より、マクドナルドOBに取材した「俺が日本一のマックバカ」という連載を続けている東洋経済オンライン。「俺は厨房で死ぬ」「血じゃなくて、ケチャップが流れている」といった名言(迷言?)が飛び出している。
今月の記事に登場したのは、現在、人材コンサルタントとして活躍する鈴木健一氏。マクドナルド社内の研修施設「ハンバーガー大学」で副学長を努め、社員たちにリーダーシップを教えてきた人物だ。同社では社員研修に力を入れており、一度だけでなく何度も研修を実施。ハンバーガー大学では、全国のクルーのうち、年間1.4万人が研修を受けている。
創業者レイ・クロックは、「サプライヤー」「フランチャイジー」「従業員」を「3本の足」と定義。本記事では、この経営思想を「従業員満足度を上げて、顧客満足度を上げれば、売り上げが増え、利益がついてくる。そのためにはこの3本の脚がバランスよく強くなっていることが必要になる」と解説する。鈴木氏も、この経営理念については「レイ・クロックのアートだ」と賛辞を惜しまない。
・「パワハラで抑うつ、自殺未遂…」 マック女性社員が会社提訴 ー msn産経ニュース(6月1日)
だが、「3本の足」の1本である従業員が、慰謝料や残業代の未払い分など計約1085万円の支払いを求めて東京地裁に提訴した。