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幻冬舎・見城徹社長の“実売数晒し”に批判噴出…「クズ編集者」「作家を金儲けの道具扱い」

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幻冬舎の見城徹社長(Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

 出版界の大物が、作家たちから集中砲火を浴びる事態になっている――。

 ことの発端は、作家の津原泰水氏が、『日本国紀』(百田尚樹/幻冬舎)を批判したことを理由に幻冬舎での書籍出版が一方的に中止にされたと公表している件だ。幻冬舎社長の見城徹氏は16日、自身のTwitter上でこの件について次のように投稿した。

「こちらからは文庫化停止は1度も申し上げておりません。担当者はずっと沈黙していましたが、あまりのツイートの酷さに『これでは私が困ります』と申し上げたところ『それでは袂を分かちましょう』と言われ、全く平和裡に袂を分かったのが経緯です。他社からその文庫が出る直前に何で今更?」(原文ママ、以下同)
 
「津原泰水さんの幻冬舎での1冊目。僕は出版をちゅうちょしましたが担当者の熱い想いに負けてOKを出しました。初版5000部、実売1000部も行きませんでした。2冊目が今回の本で僕や営業局の反対を押し切ってまたもや担当者が頑張りました。実売1800でしたが、担当者の心意気に賭けて文庫化も決断しました」

 津原氏は自身のTwitter上で、原稿もほぼ完成していたなかで幻冬舎の担当者から一方的に出版中止の連絡を受けたメールのエビデンスを公表しているが、津原氏は見城氏の発言を受け、次のように困惑の声を上げている。

「俺にも確認できない実売部数晒しとか始めちゃって、まるで格闘家が試合前のパフォーマンスで大怪我してるみたいな状態なわけですよ」

「実売部数晒しが、こいつ売れないぞ、拾っても無駄だぞ、ざま見ろって自爆テロのつもりだったとしても、刷り部数が1万行ったら万歳三唱の時代に、そう悪い数字でもなかったりする。頑張れば黒字ラインに持っていけた筈。そんなん無理だって云うなら出版社畳めばって話だ。何がしたかったんでしょう?」

 さらに見城氏の“実名晒し”への批判は広がり、Twitter上では別の作家たちからも多数のコメントが上がっている。

「見城さん、出版社のトップとして、これはないよ。本が売れなかったら『あなたの本は売れないからうちでは扱わない』と当人にいえばいいだけ。それで文句をいう著者はいない。でも『個人情報』を晒して『この人の本は売れませんよ』と触れ回るなんて作家に最低限のリスペクトがあるとできないはずだが」(作家・高橋源一郎氏)

「信じられないこと 出版社の社長が自社で出した本の部数が少ないと作家を晒しあげる。ふつう編集者や営業は、一緒に作った本が売れなかった時『力が及びませんでした、残念です』というものだよ。もちろん同じことを作家は編集者たちに思っている。見城氏は作家ばかりでなく、自社の社員もバカにしている。商品としての本は、作家だけじゃない、編集者、デザイナー、営業、みんなで作るものじゃないか。もちろんこんな業界の基本のキを知らないわけがない。これじゃあ売り上げが悪いならでてけ、という単なる場所貸し会社じゃないか」(作家・倉数茂氏)

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