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藤井泰輔「あなたの生活をサポートするお金のはなし」

大手の生命保険は買ってはいけない…生命保険“神話”で数百万円損する日本人

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「gettyimages」より

 かんぽ生命の顧客本位ではない販売手法が大きな問題となっています。保険の販売に関して規定した保険業法に違反した案件も見られたようです。しかし、残念ながら今回のかんぽ生命の問題は、日本の生命保険販売の実態を色濃く反映したもので、ことかんぽ生命だけの問題ではないのです。

 そこで、今回は、日本人が大好きな生命保険で、お金を無駄にしてしまわないための方法について考えてみたいと思います。

生命保険は助け合いの仕組みなんかではない

 生命保険は、みんなで助け合う仕組みなので他の商品とは違う、と思い込んでいる、もしくは思い込まされている人はたくさんいます。しかし、かんぽ生命を含めて生命保険会社は、生命保険という商品を販売して利益を上げる営利企業です。そこで働く外務員と呼ばれる販売員も、我々のような代理店も、生命保険という商品をたくさん売れば売るほど収入が増える仕組みになっています。

 例えば、月3000円の保険を売るよりは、月2万円の保険を売ったほうが、販売の実入りは当然多くなります。したがって、できるだけ多くのお客さんに、できるだけ高い保険料を支払ってもらうよう努力をしていますし、保険会社や代理店によっては、“見直し”の機会をつくって、その時点で新たな契約をしてもらうという努力もしています。

長い年月を掛けてつくられた日本の生命保険神話

「生命保険は入っておくべきもの」

「テレビCMをやるような保険会社が安心だ」

「大手のほうが、そうじゃないところよりも信頼がおける」

 これらはすべて、生命保険業界の人々が長年にわたって努力し続けてきたなかで培われた“神話”のようなもので、今やどれも正しくありませんし、そうした意識をいつまでも持っていることが、生命保険に数百万円にもなるお金を無駄につぎ込むことにつながります。

 生命保険とは、みなさんが必要と感じて購入する金融商品であって、他の人が加入しているからといって、「自分も」と考えるようなものではないのです。

 テレビCMや新聞広告には莫大な費用が掛かります。それらの費用は、高額な保険会社の人件費も含めて、すべてみなさんが保険料として支払うものです。そして、生命保険会社は、みなさんの保険料を使ってマスコミのスポンサーになっているため、生命保険の問題は、テレビや新聞ではほとんど取り上げられないのです。保険金の不払い事件などを起こしているのは、多くは大手やテレビCMを盛んにやっている生命保険会社です。

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