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宮迫博之、整形動画“目のクマ除去”公開の決意のウラに『有頂天レストラン』大爆死の悲壮

文=藤原三星
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雨上がり決死隊・宮迫博之が自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」で整形手術を敢行した動画を公開した。遺伝だという「目の下のクマ」の除去はかなり難度の高い施術のようで、医師の説明に不安顔の宮迫だが……。(画像は同チャンネルより)

 チャンネル登録者数は141万人を超え(2021年6月末現在)、快進撃を続ける「YouTuber宮迫博之」。『Win Win Wiiin』や『有頂天レストラン』といった、地上波テレビ番組と比較しても遜色ないレベルの大型企画を続々と誕生させる一方、6月27日に公開された動画「【閲覧注意】顔が大変なことになってしまいました…」で、なんと整形手術も敢行。ずっとコンプレックスだったという「目の下のクマ」を除去するため、2時間30分にも及ぶ大手術を受け、そのさまを動画で公開してみせたのだ。

 この動画は、宮迫のチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」では久々に150万回再生を突破。まさに身を挺して再生数を稼ぐ姿は「YouTuberの鏡」ともいえそうだが……。

 昨今のYouTuber事情に詳しいある雑誌記者はこう語る。

「YouTube界隈では『爆買い』『大食い』などの体を張ったネタの極端な例として美容整形もあり、人気YouTuberのヒカルなど、過去に“整形動画”を公開してきた者も多いのは確か。しかし、まさか宮迫さんが本当にやるとは思いませんでしたね。動画内では手術直前までの様子を克明にリポートしながら、手術直後の状況や顔が膨れ上がったシーンまで撮影。結局ドクターストップがかかり、7月5日から1週間はYouTubeの配信をお休みするという事態となりました。

 今回の動画はおおいに再生回数を稼ぎ久々のヒットとなりましたが、実は宮迫さんのチャンネルはここ最近、再生数が伸び悩んでいる。今や彼の“盟友”といってもよい存在となったヒカルさんに『チャンネル登録者数200万人に到達するにはどうすればいいか?』を相談するという動画(7月1日公開)も配信していましたが、確かにここにきて登録者数の伸びも鈍化している模様。なので今回の“整形動画”は、宮迫さんとしても新たな突破口が開ければと考えていたようです。とはいえ、そのことを報じたニュース記事なども少なく、ネット界隈でもたいして話題になっていない印象。世間的には、宮迫さんが整形したことを知らない人も多いでしょうね……」

芸人の世界でもさすがに“ヨゴレ”…とはいえ「闇営業事件」前から宮迫はナルシシストとして知られた

 一方、芸人の世界では、今回の宮迫の整形動画はどのように受け入れられているのか? お笑い芸人の動向に詳しい、ある放送作家はこう語る。

「まったく話題になってません(笑)。いざ宮迫さんの整形の話を振っても、芸人はみんな失笑しますよね。なんでそこまでして再生数を稼ぎたいのか、どうせタイアップで無料整形してもらってるんだろうとか、そんな話になって終わっちゃうので、正直、あんまり盛り上がりません。

 芸人の世界でも、顔をイジることはさすがに“ヨゴレ”だと認識されており、『闇営業事件』前の宮迫さんであればまずやるはずのないような、あり得ない行為。とはいえ、そもそも宮迫さんが以前からナルシシストだったのは有名な話で、目の下のクマを取りたいともずっと言っていました。となれば宮迫さんがYouTuber化した時点で、いずれは手を出す運命だったのかもしれませんね。

 そもそも、『役者になりたくて、そのきっかけとしてお笑いの世界に入った』なんて公言している方なので、ご本人的には『芸人が整形なんて……』という気恥ずかしさは皆無なのでは。実は、本来の気質的に“YouTuber向き”の方なのだと、改めて思わされましたね」

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7月4日には、動画「【ご報告】整形の予後と、今後の見通しについて」をアップ。整形手術のビフォーアフターを披露している。視聴者からは「若くなった」と好反応で、本人も仕上がりに満足のようだ。(画像は、宮迫博之のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」より))
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宮迫が身銭を切ってセットを作ったという、自身のYouTubeチャンネル内で配信されている『有頂天レストラン』。セットや食材の豪華さに宮迫の意気込みが感じられるものの、再生回数は伸び悩んでいる。(画像は、宮迫博之のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」より)

自腹を切って製作した『有頂天レストラン』の“大爆死”に、宮迫本人もおおいにショック

 では、今回の整形動画を突破口に、今後も“YouTuber宮迫博之”の快進撃は続くのだろうか? 前出の雑誌記者は、「さすがに『登録者数200万人』の壁はなかなか厚いのでは」と前置きしたうえで、こう語る。

「宮迫さんのチャンネルは、いわばバラエティ系。教育系で学びがあるオリエンタルラジオの中田敦彦さんや、家族ネタが多いカジサック(キングコングの梶原雄太)さんのチャンネルとは違って、“おもしろ動画”最優先の“ステゴロ戦法”しか採ってきていないのが、ここにきてネックになりつつあります。やはり、宮迫さんと彼に近いスタッフ兼出演者だけでは、そのバリエーションがどうしても限られてしまうのでしょう。今回の整形動画はなかば飛び道具的に再生数を稼ぎましたが、そうなると今後は、『もっと体を張らないと再生数が稼げない』という、YouTuberが陥りがちな負のスパイラルにはまり込んでいく可能性も高い。

 実際、宮迫さんは相当追い込まれているようです。自らスポンサーを集め、宮迫さん自身も自腹を切って豪華セットを製作したという『有頂天レストラン』(5月23日公開)がそこまで再生数を稼げず、評価もされなかったことが、やはり大きかったのではないでしょうか。あの動画は、『YouTubeで地上波テレビ番組以上のことをやる』との宮迫さんの意気込みをもとに立ち上がった企画ですが、結局、7月地頭の時点でも再生回数は80万回弱と、いまだ100万回には達せず。あれだけ地上波ゴールデン番組を意識したのにもかかわらずこの結果で、本人たちも相当ショックだったようですね」

 目の下のクマを除去したように、負のスパイラルも断ち切ることができるのか? 整形して生まれ変わったYouTuber宮迫博之の、さらなる快進撃に期待したいものである。

藤原三星

藤原三星

ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。

Twitter:@samsungfujiwara

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