19日に反社会的勢力への闇営業問題で吉本興業からマネジメント契約を解消された宮迫博之(雨上がり決死隊)と、同問題で吉本から謹慎処分を受けている田村亮(ロンドンブーツ1号2号)は、20日15時から会見を開く。
騒動の発端は6月4日、反社会的勢力の会合に複数の芸人たちが闇営業で参加していたことを理由に、営業を斡旋した入江慎也(カラテカ)との契約を吉本が終了させたことにさかのぼる。宮迫はその会合に出席していたものの、金銭の授受はなかったと発表。その後、100万円のギャラをもらっていたことが発覚し、6月下旬に謹慎処分が発表されていた。
吉本は宮迫のマネジメント契約解消の発表に際し、「会見の予定はございません」としていたが、テレビ局関係者は語る。
「18日には局のほうに、翌19日の昼頃に吉本が会見を行う方向だという情報が入ってきていました。さらには宮迫本人も自身の口で経緯を説明したいという意向を示しており、本人が出席することも検討されているようでした。結局、吉本が宮迫の会見を見送ったのは、宮迫が会見で何を言うかわからないという点もありますが、何よりもテレビをはじめマスコミで大々的に報じられて、さらには宮迫の一つひとつの発言が取り上げられることで、よりいっそう世間の関心を集めて大ごとになってしまうことを恐れたためですよ」(19日付当サイト記事より)
急転直下で会見が開催されることとなった背景について、週刊誌記者は語る。
「宮迫らがマスコミ各社に宛てた会見開催通知のFAX文書には、『本人達主導で準備期間も少なく、不慣れな記者会見となりますこと、ご容赦頂ければ幸いです』『生放送など、配信の方法はメディア様のご意向にお任せいたします』と書かれていることから、これまでのマスコミ報道や吉本の発表では出てこなかった真相を洗いざらい語るつもりではないでしょうか。また、宮迫が吉本との契約解消に至ったのは、一連の闇営業問題をめぐる吉本の対応に不信を抱いていたからではないかともいわれており、これまでの吉本の発表を覆すような爆弾発言が飛び出る可能性もあります」
果たして宮迫と田村は何を語るのか――。会見の内容が注目される。
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吉本興業は13日付で、「修正申告及び寄付の実行に関するご報告」という文書を公開。契約解除処分となった入江慎也(カラテカ)の仲介による詐欺グループへの闇営業で、宮迫が100万円のギャラを受けとっていたことを公表していた。
さらに吉本は同文書内で、「各タレントが報道された会合等への参加により受領した金額」を以下のとおり認定したとして、「営業により取得した収入についての税務修正申告を、昨日7月12日までに終えた」旨を報告している。
・宮迫博之:100万円
・田村亮(ロンドンブーツ1号2号):50万円
・HG(レイザーラモン):10万円
・福島善成(ガリットチュウ):3万円
・ディエゴ(ストロベビー):3万円
・木村卓寛(天津):3万円
・ムーディ勝山:3万円
・くまだまさし:3万円
・パンチ浜崎(ザ・パンチ):3万円
・八十島宏之(2700):3万円円
・常道裕史(2700):3万円
・真栄田賢(スリムクラブ):7万5000円
・内間政成(スリムクラブ):7万5000円
・八十島宏之(2700):5万円
・常道裕史(2700):5万円
(文=編集部)