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日立物流と日立キャピタルが持ち分法適用会社になるため、売上高は1兆円減少する。日立工機と日立国際電気を連結決算から切り離すと、さらに3000億円超の売り上げが目減りする。
M&A(合併・買収)と事業拡大で10兆円を維持する考えだ。営業利益率は欧州の鉄道事業や昇降機事業の伸びを見込んでいる。
営業利益率を引き上げ、世界市場で戦える収益基盤を確立する。そのカギを握る指標がROAの向上。16年3月期の2.6%から5%超を目指す。
東原敏昭社長は、東芝、三菱重工業と調整している原子力発電の燃料事業の統合に関連し「(原発事業)全体を考えなければならない時期が来る」と述べ、将来的に原発事業自体を統合する可能性を示唆した。「ビジネスをしている以上、いつまでも不採算な状況というのは成り立たない」と踏み込んだ。
日立製作所の選択と集中が成果を上げれば、15年1月の高値922.9円の奪還が視野に入ってくる。4ケタ(1000円台)に乗せることもあり得る。
(文=編集部)
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