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有馬賢治「日本を読み解くマーケティング・パースペクティブ」
ポケモンGO、ミドル世代がいまだに飽きずにやり続ける謎…若者は飽きて大幅減
日本発よりも海外発で話題になったコンテンツのほうが市場規模を広める上では効果的であると有馬氏。定着するかどうかはユーザーが実際に使ってみてどういった感想を持つかに左右されるが、特にミドル層以上にとっては、“世界的に話題になっている”というフレーズが触れる上での心理的抵抗をなくしているという。
一昔前であれば、海外からマーケティングを展開しようとすれば大変な費用がかかった。しかし、YouTubeをはじめ手軽に世界に発信できるようになった現代だからこそ、アイデアを持つ人にはチャンスが拡大しているようだ。「ポケモンGO」にもみられる新たなマーケティング戦略で、誰しもが世界的コンテンツをつくれるようになった時代になったといってもいいのかもしれない。
(解説=有馬賢治/立教大学経営学部教授、構成=A4studio)
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