まもなくクリスマスがやってくるが、家族や恋人、友人同士で自宅パーティーをするという人も多いだろう。そんなクリスマスの食卓を飾る憧れの料理といえば、鶏の丸焼きだ。
しかし、いざ「丸焼きを買ってみよう!」と思い立っても、普段あまり食べる機会がないため、「どこで買えばいいの?」「どのチキンが美味しいの?」などと、困ってしまいそうだ。
そこで、今回は筆者が「2,000円前後で手軽に入手できる」丸焼きチキンを調査。調べてみると、都内だけでも多くの店で購入できることがわかり、それぞれ食べ比べてみたなかで「オススメのチキン ベスト5」を紹介したい。
第5位 新宿小田急百貨店 ビッグ・オーブン「ロティサリーチキン」(税込2,500円)
百貨店内に出店している店だが、運営しているのはアサヒブロイラーという、鶏肉の加工や販売、小売店の経営などをしている会社で、系列店の展開もしている。ちなみに、ロティサリーチキンというのは、鶏を丸ごと炙り焼きにしたものを指す。
自宅の計量器に載せてみると、1羽の重さは約770gとズッシリ。たとえば4人で食べるとしたら、骨の重さなどを考えなければ1人約190gずつの計算になる。
また、同店で購入して良かった点は、チキンの解体法の説明書が入っていたこと。少なくとも筆者は丸鶏を切り分けたことがなかったので、おかげでこれ以降に買ったチキンも上手に解体ができた。
肝心の味だが、こんがり焼かれた皮が美味しい。中の肉はしっとり系で、脂身が少なかったからか、ヘルシーな気がした。大きな肉にためらいがある女性でも、食べやすいと思われる。
第4位 Roties Tokyo「丸ごとチキン」(税込2,268円)
こちらはもともと移動販売車からスタートし、2010年から世田谷区・用賀に店舗を構えたというロティサリーチキンの有名店。現在も曜日ごとに移動販売を行っているようだが、今回は丸ごとチキンを求めて店舗へ。
今回の調査中にテイクアウトした店舗のなかで、唯一アルミホイルに包んでくれていて、チキンが冷めにくくなるよう配慮されている印象を受けた。さらに、「電子レンジOK」の容器つきだったため、アルミを外してラップをかけるだけで手軽に温め直すことができたのも嬉しい。1羽の重さは約710gで、4人で分けると約177gずつの計算だ。