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吉野家、牛丼並盛り280円へ値下げ 他社の値下げに追随で、価格競争再燃の可能性も

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吉野家、牛丼並盛り280円へ値下げ 他社の値下げに追随で、価格競争再燃の可能性もの画像1「吉野家 公式サイト」より
 本日(4月10日)、吉野家ホールディングスは、展開する牛丼チェーン「吉野家」で販売する「牛丼」の並盛りを現行価格(380円)から100円値下げし、280円にすると発表した。加えて、「牛丼」の大盛りや特盛りも値下げするほか、「牛皿」並盛りも現行の280円から240円へ値下げする。

 規制緩和による輸入牛肉価格の下落期待を受け、すでに牛丼チェーン最大手のゼンショーホールディングスは、展開する「すき家」で4月5日午前9時〜同12日午前8時まで期間限定で、「牛丼」並盛りの価格を30円下げた250円で販売。松屋フーズも、「松屋」で販売する「牛めし」の並盛りを4月8日午前10時〜同15日午後3時まで、現行より30円引き下げた「すき家」と同額の250円で提供している。

 牛丼チェーン各社が値下げに動く中、昨年、高価格路線に舵を切った吉野家の出方に注目が集まっていたが、今回、他社の値下げに追随する格好となった。一時は沈静化していた牛丼業界の値下げ競争が再燃する可能性もある。

 牛丼業界は、13年3月期の既存店売上高ベースで前年比7.8%減と低迷が続いていた。 
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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