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ゆるキャラ、一瞬でブーム終了か…「ヒーローショー会社」(株)悪の秘密結社に聞くキャラの命運
悪役だが、ゆるキャラを生かすヒーローに
――今後のゆるキャラの再生について、お考えがあれば教えてください。
笹井 ゆるキャラは、次のステージに行くべき時期に来ていると思います。
――「次のステージ」と言いますと?
笹井 たとえば、地元の子どもたちが「その自治体のゆるキャラが、何を伝えたいのか」を知るタイミングに来ているということです。ゆるキャラはモチーフや伝えたいことがあるからこそ、つくられているはずです。それを、ショーや物語を通じて子どもたちに、PRであれば県外の方々に伝えていかなければ、その存在価値を十分に発揮できているとはいえないでしょう。
悪の秘密結社の役割は、そのサポートを担うことです。ショーでは、ゆるキャラと対峙する悪役ですが、実際はゆるキャラを生かすヒーローでありたいと思っています。
――ありがとうございました。
(構成=石盛丈博/株式会社フォークラス・ライター)
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