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市場で注目される「秋元康関連銘柄リスト」

文=編集部
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市場で注目される「秋元康関連銘柄リスト」の画像1「Gettyimages」より

 株式市場には「秋元康関連銘柄」と呼ばれるものがある。プロデューサーの秋元康氏が関与するサービスや事業を手掛ける上場企業の総称である。秋元氏が手掛けるアイドルグループといえば「AKB48」「乃木坂46」「欅坂46」などが有名だが、そうしたアイドルグループと関連する商品やゲームアプリなどを提供している企業を指す。

 電子雑誌を展開するブランジスタ(東証マザーズ上場)が2016年、市場の関心を集めた。秋元氏が総合プロデュースするスマホゲーム「神の手」を提供。AKB48や乃木坂46などの関連限定商品が獲得できることから大人気となった。

 ブランジスタの親会社ネクシィーズグループ(東証1部)の近藤太香巳社長は「神の手」について「ユーザーが200万人いれば、月間100億円、年間で1200億円を売り上げる」とした。ブランジスタの株価は「神の手」発売前から暴騰し、16年5月16日には1万5850円の最高値をつけた。同年初(1月4日)の終値1462円の10倍に大化けし、テンバガーを達成した。テンバガーとは株価が10倍になった銘柄のことだ。テンバガー銘柄が誕生したことから、秋元関連銘柄という言葉が広まった。

 市場では以下の企業が秋元関連銘柄といわれている。

 スマホ向けアプリのイグニス(東証マザーズ)、VR(ヴァーチャルリアリティ)領域を手掛ける子会社のパルスに秋元氏が資本参加し、中国の芸能事務所と提携している。

 スマホアプリのenish(東証1部)は欅坂46の関連公式ゲームアプリ「欅のキセキ」を提供している。鉄道など交通関連や位置情報のビーマップ(JASDAQ)はJR東日本企画、秋元氏の親族が経営する企業と共同で新会社を立ち上げた。

 パチンコ機器の携帯電話向けコンテンツのコムシード(名証セントレックス)は、WEARE(非上場)と資本提携した。WEAREはエムアップの子会社で、乃木坂46の公式アプリを運営している。歌手のファンサイトを運営するITベンチャーのエムアップ(東証1部)は、秋元氏が特別顧問になっているEMTG(非上場)と資本業務提携したことから、秋元関連銘柄の仲間入りをした。EMTGは転売防止、オークション対策を施した電子チケットを扱っている。

BusinessJournal編集部

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