消費者が企業活動に抱く疑問を考察するサイト ビジネスジャーナル ⁄ Business Journal
西 観測網という意味では、我々が設置したレーダーが全国80か所くらいありますし、もちろん気象庁が整備しているものもあります。こうした、ハードのインフラを充実させることも効果はありますが、一方、発展途上国では必ずしもインフラが充実していない。そういった国に、これらの技術を持ち込むことで災害による被害を減らし、人々の命や生活を守ることができます。これから予算を付けて整備していくよりも現実的でしょう。
――世界展開とは驚きましたが、アプリ会員数の目標はありますか?
石橋 国外も含めて1億人を達成したいですね。
――それは、今期のテーマは「革新性」にも見合う目標ですね。
石橋 気象業界は、過去のデータをものすごく大切にする特殊な業界。それはそれで大事なことですが、あまりにも大切にし過ぎて、過去のやり方を変えない風潮になってしまっているんです。ですから、ほとんどイノベーションが起きないんですね。しかし、温暖化の影響や太陽光等の自然エネルギー、アレルギーや紫外線情報など、気象のニーズはここ10年で劇的に変わってきています。時には失敗することもあるかと思いますが、これからも既存のやり方にとらわれずに、果敢にチャレンジしていきたいと思っています。
――最後に社内体制についてお聞きしますが、気象情報会社ということもあり、24時間365日体制の仕事で大変な部分もあると思います。従業員の労働環境はどのようになっていますか?
Business news pick up
RANKING
23:30更新関連記事
2024.11.21 18:05
2024.11.21 18:00
2024.11.20 22:21
2024.11.20 20:41