ポジティブ視点の考察で企業活動を応援、企業とともに歩む「共創型メディア」/Business Journal
ゲリラ雷雨を予想して的中する驚きの精度
ソーシャル化で大炎上中! ウェザーニューズが“誤解”に弁明

西 社内には空間を遮る敷居がなく、社長室もガラス張りです。また、上司部下の隔たりもなく、実力に応じた職格が存在するだけ。新入社員であっても社長に相談を持ちかけることができます。ご指摘の通り、24時間365日体制を敷かなければいけない仕事なので、時間ごとに交代で勤務していますが、震災や台風など気象リスクが高まっている時には使命感に駆られて交代勤務も関係なく、社内を上げて業務に取り組むことがあることは事実です。我々の会社では気象予報士の“士”を“志”と書くことにしているくらいですから。
システム開発に関しては、開発に付随する設置工事や運営保守の人員を含めると80人くらいの体制で運営しています。そのうち、一般向けのコンテンツの制作に当たっているのが25人ほど。インターネットを中心としたシステム開発に関しては今後重要度が高まっていくという認識でいますので、今後5年から10年くらいのスパンで大幅に強化しようと計画を練っているところです。具体的には25人を、2倍から3倍にしていく計画です。
石橋 労働環境に関しては、これからの課題でもあります。使命感を持って、「これが天職だ」と思った人が集まったベンチャーだったので、立ち上げから25年くらいはそういう背景のもと強いリーダーシップで社員を引っ張ってきたところがあったのですが、特に、グローバルに展開していく際には、その国々で違った文化や風土があります。天気が国それぞれで違うように、高い次元で働き方の多様化を目指していかなければなりません。そういう部分も、ウェザーニューズが社会から期待されているところだと自覚しています。
(構成=宮崎智之)
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UPDATE:17:30