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尖閣諸島問題が直撃。日中関係の悪化で業績に不透明感増す
尖閣問題でキャンセル相次ぎ…JAL株が急落でどうなる?
JALも同様だ。政府の支援が外れたJALの初決算となる2013年3月期の売上高予想は1兆2200億円。12年同期から1.3%しか伸びない。営業利益にいたって至っては26.8%減の1500億円で、前の期より500億円以上も減る見通しだ。格安航空会社(LCC)の台頭や、世界的な景気減速が強まるなか、高い収益を維持できなくなるのでは、との懸念がある。
航空業界は景気や政治動向に左右される。尖閣諸島の国有化が引き金を引いた日中の関係の悪化が長期化すると、業績をもろに直撃する。
JALの株価が急落するという、フェイスブック化のシナリオの確率は徐々に増している。
(文=編集部)
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