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マック、衝撃的な若者客離れ!「誘われたら断る」「スタバに行く」「パンがペラペラ」

文・動画製作=昌谷大介/A4studio
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 最も多かったのが、「以前は好きでよく食べていたけど、今はなんとなくイメージが悪くなって行ってない」といった声である。この「なんとなく」というのがポイントで、そこまで嫌悪感はないが、わざわざ行く理由も見当たらず、自然と足が遠のいてしまっているということではないだろうか。

 以前は食事目的というよりも、友達などと集まるためといった場所目的でマクドナルドを利用していた高校生・大学生などは、今はスターバックスコーヒーなどのカフェチェーン店に流れているともいわれる。

選択肢としてマクドナルドがなくなる日

 インタビューでは、マック復活の道として「値段が高くなってもいいから、ブランド力のある産地の食材に限定する」「第三者機関に衛生面の安全チェックをしてもらって、大々的に公表する」などの提案も少なくなかった。

 一方、「日本には必要不可欠」「(自分たちは)普通に行くよね、大人とかだよね。(衛生問題を)気にしてるの」「ハッピーセット目的で行く」など、積極的に利用している人も存在。さらに、今でもマクドナルドに通っているという人の中には、「そのうちみんな忘れるから、自然と復活する」「風評被害の面もあるから、時間がたてば大丈夫」と楽観視している声も。時が解決してくれるという可能性もあるだろうが、逆に時がたてばたつほど事態が悪化していく可能性ももちろんある。

 今回アンケートの回答者である10~20代は、子供の頃にマクドナルド全盛期であったため、親に連れられて、よくマクドナルドで食事をした層、つまり「マクドナルドに行くことは当たり前」という刷り込みがされている層でもある。

 翻って現在、安全性や衛生面への関心が高まる中、子供を積極的にマクドナルドへ連れていこうとする親がどれだけいるだろうか。小さい頃からそもそもマクドナルドとの接点を持たない人々が、高校生や社会人となる頃には、もはや「選択肢としてマクドナルドがない」ことが当たり前になってしまっているかもしれない。
(文・動画製作=昌谷大介/A4studio)

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