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『この世界の片隅に』感動シーン→すぐ現代パート挿入に「シラケる」と批判殺到

文=絢友ヨシカ/ライター
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『この世界の片隅に』感動シーン→すぐ現代パート挿入に「シラケる」と批判殺到の画像1「Gettyimages」より

 松本穂香が主演を務める連続テレビドラマ『この世界の片隅に』(TBS系)の第2話が22 日に放送され、平均視聴率は前回より0.4ポイントダウンの10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 第2話では、北條家に嫁いだすず(松本)が近隣の刈谷タキ(木野花)やその娘の幸子(伊藤沙莉)、そしてすずと同じように呉の土地に嫁いできた堂本志野(土村芳)と、ご近所付き合いをしながら新しい生活を送っていた。

 足の悪い姑の北條サン(伊藤蘭)を気遣い、わからないこともなかなか聞けずにいたすずだったが、そこに小姑の黒村径子(尾野真千子)が嫁ぎ先とは離縁するつもりで、娘の晴美(稲垣来泉)を連れて帰ってきた。家の仕事を径子に奪われてしまったすずは戸惑うものの、径子の「あんた広島に帰りんさったら?」という言葉を好意と受け取り、一時広島に帰省することになった。

 そこで自分が円形脱毛症になっていることを妹の浦野すみ(久保田紗友)に指摘されて、初めて気がつき絶叫。そして、翌朝父・浦野十郎(ドロンズ石本)にもらった小遣いでキャラメルを舐めていたとき、ふいに幼少の頃に人さらいにさらわれたことを思い出し、そこで一緒になった男の子と2人で逃げ出したことを思い出したすずは、それが夫の周作(松坂桃李)だったことに気が付いたのだった。

 さらに、嫁いだ夜に「すずさんはわしに力をくれるけ。あんたと一緒に生きていきたいんじゃ」と周作に言われたことを思い出したすずは、一粒の涙を流し、急いで呉の嫁ぎ先に帰るのだった。そして帰ってきたはいいが、気まずさゆえに家に入れずに座り込んでいるすずを見つけた周作は「おかえり」と声をかけ、すずも「ただいま」と言うところまでが描かれた。

 すずが帰ってきたことの喜びを軍艦大和に向かって「おかえり大和! おかえりすずさん」と表した周作と、周作が迎えに来ようとしていたことに嬉しさを感じつつも、頭のハゲを気にしていたすず。2人が海を眺めながら距離を縮めていくこのシーンは、すずが周作との出会いを思い出したことで、まさにこれから恋愛が始まっていくのだろうと思わせるには十分な展開だった。

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