ビジネスジャーナル > エンタメニュース > 小塚崇彦、羽生結弦との致命的な差
NEW
片田珠美「精神科女医のたわごと」

「自宅不倫」報道の小塚崇彦、羽生結弦との“致命的な差”…自らの挫折に敗北

文=片田珠美/精神科医

 元フィギュアスケート選手の小塚崇彦さんと元フジテレビアナウンサーの大島由香里さん夫妻の離婚危機が報じられた。

 一連の報道によれば、もともと大島さんが小塚さんのファンだったらしい。小塚さんが日本代表として出場した2010年のバンクーバー五輪で、大島さんが現地レポーターを務めたことから知り合って交際を始め、2016年2月に入籍。2017年4月に長女を出産した大島さんは、同年末にフジテレビを退社し、名古屋市内の小塚さんの実家近くのマンションで親子3人で暮らし始めた。しかし、交際中から頻繁にあった夜遊びを小塚さんは結婚後もやめられなかったようで、仕事がない日も家に帰らず、夜遊びを繰り返したという。

 おまけに、いつもカバンからキャバクラの領収書やキャバ嬢の名刺が大量に出てきて、女性と泊まったホテルの領収書を妻に渡して精算を要求したこともあったと「週刊文春」(文藝春秋/12月20日号)で報じられている。さらに「FLASH」(光文社/2019年1月1日・8日・15日合併号)によれば、小塚さんは大島さんが妊娠中に、自宅に別の女性を招き入れて不倫をしていたという。

 事実とすれば、“モラハラ”ともいえるほどの無神経さで、呆れるしかない。なぜ小塚さんは、妻を苦しませ、家庭を壊すような行動をやめることができなかったのだろうか?

 一言でいえば、まだ20代で、もっと遊びたいということだろう。小塚さんはフィギュアの名門一家に育ち、純粋培養されてきたようなので、2014年のソチ五輪の代表落選を契機にして夜遊びにはまったことから考えて、「スケート一筋でやってきたのに、五輪でメダルも取れず、2度目の五輪の代表にもなれず、報われなかった。スケートのために犠牲にしてきたものを取り戻したい」という心理が働いた可能性が高い。

 だから、失った青春を取り戻すためにも、もっと遊びたいという欲望を結婚後も抑えられなかったと考えられる。にもかかわらず、女子アナと結婚したことで自分が既婚であるという事実が世間に知られてしまったが、そんなことはものともせず自分はこれまで通り夜遊びを続けるという意思を暗黙のうちに示すために、朝帰りを続け、ホテルやキャバクラの領収書を妻に渡したのではないか。

片田珠美/精神科医

片田珠美/精神科医

広島県生まれ。精神科医。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。人間・環境学博士(京都大学)。フランス政府給費留学生としてパリ第8大学精神分析学部でラカン派の精神分析を学ぶ。DEA(専門研究課程修了証書)取得。パリ第8大学博士課程中退。京都大学非常勤講師(2003年度~2016年度)。精神科医として臨床に携わり、臨床経験にもとづいて、犯罪心理や心の病の構造を分析。社会問題にも目を向け、社会の根底に潜む構造的な問題を精神分析学的視点から分析。

Twitter:@tamamineko

「自宅不倫」報道の小塚崇彦、羽生結弦との“致命的な差”…自らの挫折に敗北のページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、, , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!