【痛々しい中堅筋肉芸人 第3位】
品川祐(品川庄司
ゴールドジムに通うだけでは飽き足らず、ブラジリアン柔術も始め、昨年6月には公式戦に出場して46歳で格闘家デビュー。しかし、トレーニング中に右手の甲を骨折。本人曰く「休養中のようなスケジュールだったため仕事には支障がなかった」とか。そもそも相方の庄司智春がマッチョ芸人として名を馳せているにもかかわらず、そんなのお構いなしにマッチョかぶせを強行。パンプアップするほどに嫌われ度が上昇するため、堂々の第3位にランクイン。
【痛々しい中堅筋肉芸人 第2位】
河本準一(次長課長)
一時は売れっ子芸人として活躍していたが、2012年に報じられた「母親の生活保護不正受給問題」で失速。2015年には急性膵炎で倒れ、断酒を決意。それを機に肉体改造を始めたようだが、インスタを見る限りではやや中途半端な仕上がり。しかし、昨年は「吉本坂46」のメンバーにも選ばれ、復活の狼煙を上げたばかり。人知れず肉体改造に励むも現段階ではさして話題になっておらず、鼻で笑われるのもいたしかたないが、今後のさらなる肉体改造と第一線復帰を期待して、第2位にランクイン。
【痛々しい中堅筋肉芸人 第1位】
木下隆行(TKO)
誰もが認める巨漢デブの彼だが、インスタによると2016年ごろから肉体改造を始め、トータル・ワークアウトで筋トレに励んでいた模様。今年1月、バカンス中の半裸写真をアップし、意外にもパンプアップされた肉体美を披露。「デブ卒業」と自らコメントを書き込んでいたが、「デブはデブ」「気持ち悪い」「アイコラ?」など強めのコメントでバッシングを受けることに。そもそも『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ)で「特番でも全然しゃべらなかったし、とにかく面白くない」と後輩からクレームを入れられていた直後だっただけに、「肉体改造よりも芸風を改造しろ」といったところか。満を持してインスタにアップした写真のロケーションが海、おまけに横顔アングルなど、とにかくイラッとさせる写真だったことも考慮し、満場一致の第1位となった。
以上、かなりの独断と偏見も込みでお送りした今回のランキング。痛々しい中堅筋肉芸人には、鼻で笑われず腹を抱えて笑ってもらえるような活躍を期待したい。
(文=藤原三星)
●藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara>