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品川祐、河本準一、そして1位は?目指せ松本人志!痛々しい“中堅筋肉芸人”ランキング

文=藤原三星
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品川祐、河本準一、そして1位は?目指せ松本人志!痛々しい“中堅筋肉芸人”ランキングの画像1品川庄司・庄司智春(写真左)と、ペナルティのワッキー。「筋肉芸人」といえば、この2人の名前もよく挙がるだろう。(庄司智春の公式インスタグラム、2018年9月25日の投稿より)

 お笑い芸人は体が資本。毎日のジム通いを武器に『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「ゴールドジム芸人」といった企画に出演を果たした者もいれば、『炎の体育会TV』(TBS系)でボディビルダーとして開眼したオードリー春日や、同番組の企画でレスリング全日本マスターズ選手権に出場し優勝まで成し遂げたジャングルポケット太田まで、体を武器に芸人としてのステージを上げることに成功した者もいる。

「石を投げれば芸人に当たる」といわれるほど飽和状態にあるお笑い界の中で、筋肉や身体能力を芸にまで昇華し番組出演を勝ち取るというのは、ある意味で芸人らしいスタンスともいえよう。実際、無名の若手芸人たちでも、バイトをして貯めたお金でジム通いをし、ボディに磨きをかけているという者もいるというから、芸人のジム通いはいまやスタンダードになりつつあるのかもしれない。芸人事情に詳しい某放送作家は次のように語る。

「やはり芸人、誰しもが松本人志さんに憧れるなどしてこの世界に入ってきているので、いまだに『マッチョになれば松本さんのように面白くなれる』と真剣に信じている若手芸人がいてもおかしくはありません。ただ、松本さんは50歳を過ぎて135kgのベンチプレスを持ち上げられたり、胸筋を鍛えすぎて乳首が年々下がってるなど、ちょっとマッチョが過ぎるというか……最近ではむしろいじられてますけどね(笑)。そもそも芸人なんて、人よりもモテたくてこの世界に入ってきた人間が大半なので、体を絞ったり筋肉をつけて芸よりも先にボディに磨きをかけたがるような人種であることは間違いない。まあでも、筋肉芸人もすでに飽和状態ですし、何かの大会で優勝するなどして相当頑張らないと、仕事につながる可能性は低いと思います」

暇を持てあまして筋トレアピール

 一方で、暇を持てあました中堅芸人がジム通いに目覚め、筋トレに励んでいる姿もよく話題になる昨今。インスタなどでその自慢のボディをアピールする光景ももはやお馴染みとなっているが、「それが業界内で『痛々しい』と鼻で笑われてるんです」と語るのは、前出の放送作家だ。

「一時は売れたけど今は仕事が減ってパッとしない芸人に多いのですが、インスタなどで筋トレ風景をアピールするのがはやってるようです。いわずもがなですが、単に仕事が激減して時間を持てあましているだけなので、相当痛々しいんですよね。まあ、それが『アメトーーク!』などでイジられて笑いになれば、まだ仕事にもつながるんでしょうが、それよりも『芸人としても株を下げてる』といわれるほうが多いように思います。インスタなんかでアピールしなければまた別なんでしょうが、仕事激減芸人にとって、インスタで情報を発信することはもはや仕事みたいなもんですからね。負のスパイラルというか、今後も痛々しさの垂れ流しを続けていくのではないでしょうか」

 そんな“痛々しい中堅筋肉芸人”をピックアップし、業界人の声を基にランキング化。その結果が以下の通りである。

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