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経営コンサルタントが教える、「印象」で得する人、損する人のパターン

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経営コンサルタントが教える、「印象」で得する人、損する人のパターンの画像1※画像:『「印象」で得する人、損する人』(三坂健/著、PHP研究所/刊)

 初対面の人や仕事で付き合いのある人など、自分がどんな人間なのかが伝わっていない場合、まず見られるのが外見、そして「印象」だろう。人間関係を築く上でも「印象」が良いに越したことはない。

 ビジネスでも「印象」で得する人と「印象」で損する人がいる。相手が抱く「印象」が仕事の成果を左右するほど、気を付けるべき部分なのだ。

 『「印象」で得する人、損する人』(三坂健/著、PHP研究所/刊)では、「印象」のもつ力を利用することで、仕事の成果を出し、成長につなげる方法を紹介している。

 著者の三坂氏は、株式会社HRインスティテュート取締役で、経営コンサルティングや人材開発の分野で活躍している。普段からたくさんのビジネスパーソンに会っている三坂氏だからこそ、「印象」を重要視しているのだ。

 では、「印象」で損している人はどのような特徴を持っているのだろうか?

■印象で損する人は「不○」を与えている

 三坂氏によれば、印象で損する人は「不満」「不安」「不便」「不信」「不快」のどれかを相手に与えてしまっているという。反対に、印象で得する人は「満足」「安心」「便利」「信用」「快適」を感じさせる人だ。

 では、印象で損する人のコミュニケーションはどういったものなのか。

 例えば、印象で損する人のパターンは、「不安」を与えて、チャンスを逃す人だ。「この人に頼むと不安だな」という印象を相手にもたれると、頼まれる仕事が一気に減る。仕事が減るとチャンスが減る。そして、成長にブレーキがかかる。

■バカ正直に伝えることが、相手を不安にさせてしまうことも

 相手と話しているときに「伝えなくてもいいこと」まで伝えてしまうことはないだろうか。これでは、相手に余計な印象を与えてしまう。いわゆる“バカ正直”になると、せっかくのチャンスも逃げていってしまう。

 この場合のポイントは「嘘をつくことは絶対にいけないが、バカ正直に、事実を問われた範囲だけで回答すると、相手に不安を与え、チャンスを逃してしまうこともある」ということだ。

 求められるコミュニケーションは、相手の期待や不安を踏まえて、その期待に応え、不安を解消すること。バカ正直であることは、事実を正確に伝える一方で、「相手の期待や不安を考慮していない」ということでもある。ただありのままを伝えても、それだけで印象を良くすることはできない。印象で損しないためには「相手の気持ちを読んで、それに応える力」を高めていくことが大切なのだ。

BusinessJournal編集部

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