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BIGLOBEにワイモバ、格安スマホと格安SIMはどれを買うべき?意外な長所と短所

文=エースラッシュ
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BIGLOBEにワイモバ、格安スマホと格安SIMはどれを買うべき?意外な長所と短所の画像1BIGLOBEスマホ(「BIGLOBE HP」より)
 フィーチャーフォン(ガラケー)に比べてスマートフォン(スマホ)は月額の利用料金が高いというイメージがある。確かに支払う金額は大きいが、データ通信量がガラケーと比較して飛躍的に多い。サービスに見合う料金か否か、と考えると見極めるのはなかなか難しいところだ。

 しかし少なくとも、メールやTwitter、LINE等のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を中心に使っている程度であれば、利用している内容に対して料金が高くついているのは確かだろう。そういう割高感を強く持つユーザーを対象にした製品が最近増えてきている。

●シャープ端末×BIGLOBEの「BIGLOBEスマホ」

 シャープの「AQUOS PHONE SH90B」にドコモのLTE(高速通信)回線を組み合わせて、BIGLOBEが提供開始したのが「BIGLOBEスマホ」だ。

 購入すると端末にSIMカードがセットされていて、すぐに利用できる。データ通信はもちろん、音声通話もできる。ナンバーポータビリティにも対応しているから、いままで利用してきた090・080で始まる携帯電話の番号を引き継ぐことも可能だ。

 ほとんど普通のスマホと変わらないが、キャリアメールは提供していない。BIGLOBEのメールは利用可能で、ほかにGmail等も利用できる。LINE全盛の今、キャリアメールの重要性は低くなっているだろうが、まだキャリアメール中心のやりとりをしているグループがあるならば、PC拒否を解除してもらわなければメールに困るかもしれない。

 利用料金は端末代を含めて月額3476円が基本だ。これは「音声通話スタートプラン」という名称で、月額1GBまでのLTE通信利用料金が含まれている。また、オプションでショートメッセージサービス(SMS)の利用も可能だ。

 それ以上の通信を行うならば、2GB、3GB、7GBのプランが用意されている。利用開始後にプラン変更は可能だが、基本的に自分の使用量の目安をあらかじめ見込んで選択する必要がある。

 サービス発表時に、スマホ利用者の7割が毎月1GB以下のデータ通信しか行っていないとのデータが示され、BIGLOBEスマホの「音声通話スタートプラン」で十分に賄えるとの説明がなされた。特にアプリのダウンロードに制限もないので、スマホは持ちたいけれど、あまりヘビーに使うつもりがないという人にはちょうどよいだろう。

 端末が1種しかないのでデザインを選びたい人には不満もあるだろうが、秋にはLGエレクトロニクスの「LG G2 mini」も利用できるようになるとのことなので、それまで待てば選択肢は増える。BIGLOBEは音声通話のできない「ほぼスマホ」というサービスをこれまでにも展開しており、固定端末にSIMカードを組み合わせたサービス提供には実績があるというのも安心点だ。

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