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利用者自身での対策が不可欠
LINEは、利便性の高さからスマホユーザーの7割以上、特に10代女子では9割以上の利用率といわれている。
気軽に使えるツールこそ、安全性が確保されていなければならないが、その点でLINEは不安が多い。大学の授業で質問受付などに活用している事例もあり、また幼稚園や小学校などで保護者への連絡ツールとしているケースもある。LINEがあまりにも普及しているため、使わざるを得ないという人も多いだろう。そのため、今後もさらに広まっていくとみられる。
LINEを使うに当たっては、自分の情報は自分で守るということを肝に銘じて、十分な対策を講じる必要がある。
例えば、複雑なパスワードを設定する、PINコードを設定する、パソコンからのアクセスをブロックする、といった事前設定はもちろん、公共の場所で不用意に無線LANにつながないなど、普段の使用にも注意を払わなければならない。
また、8月4日にLINE公式HPにはアカウント乗っ取りの新たな手口が掲載されている。それによると、LINE上で友だちから電話番号やSMSの認証番号を聞かれるというものだ。教えてしまうと、簡単にアカウントを乗っ取られてしまう。もし電話番号などを聞かれてもLINE上で教えずメールなどで送るなど、十分に警戒して対策を取るべきだろう。
(文=平沼健/ジャーナリスト)
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