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衆院選、北海道で美人スキャンダルお嬢様候補者が激突…路チュー不倫、夫が有罪

文=山野一十
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衆院選、北海道で美人スキャンダルお嬢様候補者が激突…路チュー不倫、夫が有罪の画像1「Thinkstock」より

 10月10日公示、22日投開票の衆議院総選挙をめぐり、北の大地で“お嬢さま”同士による仁義なき戦いが勃発した。戦いの舞台は、帯広市や十勝を区割りとする北海道11区。同選挙区は、全国稀に見る“役者”が揃った注目区なので、まずは役者の顔ぶれを見てみよう。

 同選挙区はかつて「中川王国」と呼ばれ、“北海道のヒグマ”の異名をとったタカ派の重鎮・中川一郎(故人)、一郎氏のあとを引き継いだ息子の昭一氏(故人)が圧倒的な強さで地盤を守ってきた。しかし、2009年にイタリア・ローマで開かれたG7の際に行われた記者会見で、当時財務大臣だった昭一がまるで酩酊しているかのように呂律が回らない失態を晒し、同年の衆院選で落選。小沢一郎氏の元秘書・石川知裕氏が当選するが、小沢氏の政治資金管理団体をめぐる「陸山会事件」に際して、石川氏は政治資金規制法違反で起訴されてしまう。

 次の12年の総選挙は昭一氏の妻・郁子氏と石川氏の一騎打ちとなり、郁子氏が当選。石川氏は比例北海道ブロックで復活当選するも、陸山会事件で有罪判決を受けて辞任した。そして、郁子氏は1年生議員としては異例の農林水産政務官に就任するが、15年3月に「週刊新潮」(新潮社)に自民党衆議院議員の門博文氏との“路チュー”不倫を報じられたため、涙の謝罪行脚に追われる日々となった。

 そして今、北海道11区で新たな“お嬢さま”による仁義なき戦いが勃発した。

「そもそもの発端は、石川氏が総選挙に出馬できなくなったことです。石川氏は14年9月30日付で最高裁への上告が棄却され、禁錮2年、執行猶予3年の刑が確定しました。そして、執行猶予中の3年間の公民権停止となり、選挙への立候補ができなくなりました。

 石川氏は今年10月には公民権が回復されるため、解散後の総選挙に出馬する意向を示していました。しかし、弁護士が改めて確認したところ、公民権の回復は投票日2日後の10月24日ということがわかったんです。それで急遽、妻で元アナウンサーの香織さんが出馬することになったという次第です」(地元紙政治担当記者)

 香織氏は、東京生まれで聖心女子大学時代からアナウンサーとして活動し、卒業後はBS11(日本BS放送)に総合職として入社。11年に衆議院議員であった知裕氏と結婚したが、当時、香織氏は夫が逮捕されたアナウンサーとしてニュースを淡々と読み上げたという。

 そして、一方の郁子氏も香織氏と同じく聖心女子大出身。スキャンダルにまみれた北海道11区で、日本一のお嬢さま大学といわれる聖心女子大の先輩・後輩が血で血を洗う激戦を繰り広げるようになったのだから、マスコミの関心を引かないわけがない。果たして、対決の結末はいかに――。
(文=山野一十)

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