もはや“炎上のカリスマ”――稀代の実業家ドナルド・トランプ、著作からその実像を探る
■『明日の成功者たちへ』(PHP研究所/刊)
「成功者」という表現自体いかにもアメリカ人が好きそうだが、トランプ氏ほどの成功者はなかなか見つかるまい。その意味で説得力はある。
内容はというとこちらも自己啓発書で、栄光も転落もこれでもかというほど味わっている氏が若い世代にメッセージを送るというもの。
その自己顕示欲の強さはかねてから語られてきた通りだが、著作の数々からもトランプ氏の「俺はすごい! 俺を見ろ!」精神の強烈さは存分に味わえるはずだ。
もしかすると今回の声明もその自己顕示欲ゆえのものだったのかもしれないが、さすがにやりすぎたということだろうか。
「俺を見ろ!」が高じて「トランプは見たくない!」となっているのならお生憎様、といったところだが――。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。