「海外で普及しない」が定説だった飲料自販機を中国で広めた日本企業


 前年比で5倍になった売上が、翌年は10分の1になることも珍しくない中国は、日本のビジネスパーソンからすればリスキーではあるが、ビジネスの醍醐味を味わえる市場でもある。

 著者の谷崎氏が「優位性を強く持てるのはあと10年」と語るように、日本が技術力やノウハウの面で、成長著しい中国に先行できる時間はもう長くない。その意味では、日本企業の中国進出は「今が最後のチャンス」といったところだが、先達たちの失敗談や成功体験が詰まった本書は、現地でビジネスを成功させる格好の教材になってくれるはずだ。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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