セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社セブン-イレブン・ジャパンが運営するコンビニエンスストアチェーン。1973年、イトーヨーカドーが米国サウスランド社とライセンス契約を結んで、翌年東京都江東区に1号店を開店した。フランチャイズを中心としたチェーン展開では商品配送の効率化を図るためにドミナント出店に重点を置き、「欠品は悪」という考えを徹底し、仮説と検証に基づく品揃えで競争力を発揮する。2001年には現在のセブン銀行を設立。セブンイレブンの店舗数は国内で約2万1535店(06年2月時点)、世界全体で約8万店。セブンイレブン創業から成長・発展を導いて「コンビニの父」と言われた鈴木敏文会長兼最高経営責任者が16年に退任して以降、停滞に入っていく。