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政治経済はどうなってる? 近くて遠い韓国“他人の餅” 第3回
韓国の在特会、またはネオナチ!? 差別的保守思想サイト「イルべ」が台頭
公安は韓国でも右派の巣窟であり、最大の敵は北朝鮮だ。野党・民主党が政権に就けば、反北=反共政策が軟化するため、お役御免になる可能性が大きかった。選挙前、ネットを使ったネガキャンに公安が介入しつつ、野党や北朝鮮の脅威を煽っていたとしてもまったく不思議ではない。
最近、パク・クネ政権が公安出身者で人事を固めているという報道も後を絶たない。はたして、政権とネット右翼の結びつきは真実なのだろうか。どちらにせよ、イルベの一件からはネットと政治の負の側面が垣間見えるだけに、杞憂だけでは済まされない問題が潜んでいそうだ。
夏の参議院選からネット選挙が解禁される日本でも、同じような問題が起こらないとは限らない。インターネットが普及した現在、ネット社会における新しい民主主義の形と、それに伴う法整備が世界的規模で問われているのかもしれない。
(取材・文=河 鐘基)
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