本日(9月11日)発売の「週刊文春」(文藝春秋/9月19日号)が、辻希美がいわゆる“炎上マーケティング”で月収500万円を稼いでいるのでは? と報じている。
辻といえば、夫である杉浦太陽と共に、3人の子供に恵まれた家庭円満ぶりをアピールし続けている“アットホームキャラ”。特に辻は、ブログで自身の家庭を垣間見せることで、若い女性を中心に高い支持を得ているとされる。
そんな辻のブログだが、文春の記事によると、先日“大炎上”したという。発端は9月2日のブログで報告した、5歳の子どもの髪の毛をカットするのに5000円もかけたことだった。これにネット上で批判が噴出したという。
その批判というのも、子どもの美容室代に5000円もかけたことを非常識と断じるものだけでなく、「散髪は新学期に入るまでにすべき」「美容院を宣伝するためのステマ記事ではないか」などといったイチャモン的なものも多かったという。要は、セレブな子育て生活を送る辻への嫉妬が炎上を引き起こしているようで、過去にも辻が子供の裸の写真を掲載したことや、生後2カ月の子どもを東京ディズニーランドに連れて行ったという報告に対して、ネット上では激しい批判が集まったという。
文春にコメントを寄せたネットウォッチャーによれば、辻を攻撃しているのは、2ちゃんねるの「既婚女性板」を拠点とする“鬼女”と呼ばれる人たちとのことだが、一方で辻は、そんな鬼女たちにいくら叩かれても痛くも痒くもないようだ。“炎上”によってブログのPV(ページビュー:閲覧回数)が上がれば、それだけ辻のもとに入ってくる収入も増えるからだという。一説には、辻はブログで約500万円をひと月に稼ぎだしているとも。
対して、辻の父親は同誌の取材に対して「そんなに稼いでいるわけないでしょう」と噂を一蹴しているが、芸能人ブログとは本当にそんなに稼げるものなのか? 辻と同じくアメブロでブログを展開しているタレントを抱える芸能プロ関係者は、当サイトの取材に対し次のように語る。
「アメブロは、ブログ内の広告の表示回数やクリック数に応じて、収益がタレント側に支払われる仕組みです。バナーは1回表示されると、高くて0.05〜0.07円。1クリックで2〜3円。1000万PVあっても70〜100万円くらいにしかなりませんが、そんなにPVを稼げるタレントはごく一部。商品の感想を書くような記事広告、いわゆるステマは数十万〜数百万と単価が高いようですが、よほどしっかりしたものでないとタレントイメージにかかわるので、簡単には手を出せません。ただ、辻さんくらいになれば、PVも数千万にのぼるだろうし、ステマ案件も多いはず。月500万円稼ぐ時があるというのも、大げさではないのでは」
杉浦も、アメブロ内ではランキング上位の常連組。辻も杉浦も、テレビでは露出は多くないのに、ブログで垣間見られるようなセレブ生活を送れているのだとしたら、その源泉はブログの収入にあるということか。子供への寵愛溢れるセレブネタを書くと、鬼女が反応して炎上するが、結果的にブログ収入が増えて辻夫妻のセレブ度が増し、さらにそのことを覗き見できるブログの注目度は上がる……羨ましすぎるスパイラルだ。
文春の記事の締めでは、最近も辻は東京五輪決定を受け、「いつか娘をオリンピックに出したい」とコメントする“親バカ”ぶりで、大炎上を起こしているという。昨今のテレビでは、おバカタレントが次々に登場して人気を得ているが、ブログで一稼ぎ狙いたいタレントは、辻にならって“親バカタレント”の座を狙ったほうがいいのかもしれない。
(文=編集部)