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「投資」で時間やお金を奪われる人たち 老後資金はこう貯めろ!陥りがちな罠

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「Thinkstock」より
 機関投資家などのプロ投資家は、グローバルな市場を睨み、さまざまな思惑でリスクマネーのオンオフを行うもの。こうした大口マネーの影響を受けて投資環境は時に荒波のように激しく騰落を繰り返します。投資を行うということは、まさに大海に出て「自分の相場を張り続ける」ことにほかなりません。期待を抱くだけでなく、自分なりのスタンスを定めておくことは不可欠であり、何らかのアドバンテージを携えて臨むのがベターです。

 そして、もし誘惑や衝動、焦り、自分に都合の良い解釈などが入り混じってうまく判断できそうにないときこそ、基本スタンスに立ち返ることが大切です。その意味でも、少額投資非課税制度(NISA)や確定拠出年金制度(DC)は注目に値する、なかなかに使える制度なのです。

陥りやすい3つの典型

 投資に対するスタンスを確認するために、まずは逆説的に、避けるべき投資との付き合い方を3つ挙げます。

(1)のめり込みすぎる

 個人投資家の利点は時間の制約を受けない点にあるのですが、トレードが生業ではないにもかかわらず、仕事や日常生活に支障を来しているのは問題です。よく投資をもって「お金に働いてもらう」と言い表すことがありますが、投資した商品の値動きを四六時中チェックしないと気が済まなくなってしまっては、自分の時間を犠牲に「お金に働かされている」状態です。これがエスカレートすると、時間だけでなく大切なお金まで不用意につぎ込んでしまう危険性もあります。

(2)放置しすぎる

 逆に、無関心すぎて「相場を張っている」という自覚すら放棄するのも問題です。思惑が外れて運用成果が芳しくないときにありがちな状態です。「自分は長期投資スタンス」と後講釈を付けがちですが、根拠を説明できない「塩漬け状態」は、単に投資資金を運頼みの「死に金」にしてしまっているに等しいもの。個別株式等に比べて日々の騰落率が穏やかな投資信託であっても、長い期間に渡れば思わぬ変動幅となっているので気をつけましょう。