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大塚家具、内部崩壊の実態を暴露…久美子社長を見限った社員が続々退職、常連客離れ深刻

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大塚家具・大塚久美子社長(ロイター/アフロ)

 2015年、創業者で当時会長だった大塚勝久氏と、その長女で二代目社長である久美子氏との間で経営方針をめぐる対立が起こり世間を騒がせた大塚家具。騒動の末、久美子氏が経営権を勝ち取り、勝久氏を大塚家具から追い出したかたちとなったが、以降、同社の業績は低迷を続けている。同社が2月に発表した16年12月期連結決算では、売上高は前期比20.2%減の463億円、そして最終損益は45億円の赤字(前期は3億円の黒字)となった。

 久美子社長体制になってから約2年が経過したが、新たな経営計画は完全に行き詰まっているようにみえる大塚家具内部で今、何が起こっているのか。3月23日付前回記事『「あなたバカじゃないの?」大塚家具、久美子社長の罵倒横行で社員離脱&客離れが深刻』に引き続き、同社元社員のA氏、B氏、C氏に話を聞いた。

現預金が急減


――ところで、昨年12月に発足した外商部は、「週刊新潮」(新潮社)に“追い出し部屋”と書かれましたね。

C氏 あれは本当にひどいですね。本社の総務に長年いた社員は、お客様を持っているわけがないのに、外商部に異動された。いきなり「外回りをやれ」と言われても、お客様がいないのですから。

B氏 「エキスパート」と呼ばれる40代以上の社員が外商部に配属されました。言い方は悪いですけど、この人たちはもう出世の道がなくなって、管理職だったのに現場に戻され、販売をやらされるわけです。

A氏 ただ、同じエキスパートでも、30代のエキスパートはメチャクチャ売り上げています。エキスパートで本当に実績を上げているのは、全体の3割ぐらいでしょう。

B氏 外商部に配属されたエキスパートには、大塚家具をここまで発展させてきた功績があります。だから外商部の制度を見た時に、これはひどいな、かわいそうだなと。売り上げを出せないと減給されるでしょうけど、年齢を考えれば転職先もなかなか見つからないので、辞めないと思います。

A氏 大塚家具の社員は家具の販売しか経験していないので、40歳を過ぎると転職先はないと思いますよ。

――若い社員にとっても昇給を期待できませんね。会社は現預金がどんどん減って、株と土地の売却でカバーしているぐらいですから。

A氏 20代半ばの社員だと昨年12月の賞与は手取りヒトケタ万円の人もいました。今年夏に賞与が出ることは誰も期待していないと思います。

B氏 外商部の設置は「人員削減をしようとしていますよ」という銀行に対するアピールにしか思えません。人員削減をしないと銀行も融資してくれないのではないでしょうか。昨年初めに100億円以上あった現預金は38億円に減りましたが、有価証券と土地を売却しなかったら、8億円程度にまで減っていたでしょう。いったい何に使ったのか……。

A氏 今、久美子さんは銀行回りをやっていて、どの銀行でも最初に言われるのがリストラだそうです。財務状況を見て「リストラをしなさい」と。勝久元会長が復帰すれば融資をしてもよいと言ってきた銀行があるとも聞いています。

C氏 すでに20代の社員は見切りをつけてどんどん辞めています。その結果、社員の年齢構成では20代後半が非常に手薄になってしまいました。同期が20人いたのに、今残っているのは2人だけという代もあります。

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