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セブン、買うと後悔&コスパ最悪な食品5選…一風堂ラーメン、おでん、サムギョプサル

文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、さまざまな業界が打撃を受ける昨今だが、コンビニ業界大手「セブン-イレブン」も例外ではなく、3月以降の売上高は減少傾向にある。しかし、8月度は前年同月比100.0%まで持ち直しており、まだまだ油断できない情勢下ではあるが、今後の巻き返しに期待がかかる。

 そんなセブンは、今季も定番商品を始め、秋限定の新商品などバリエーションに富んだ品々を販売している。その多くが工夫を凝らしたクオリティの高い商品なのだが、一方で“残念”といわざるを得ない商品も混在しているようだ。

 そこで今回「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」は、セブンの食品を独自でリサーチし、“この秋、買ってはいけない商品”を5つセレクト。あくまで独断による選出ではあるが、今後の買い物の際に参考にしていただければ幸いである。

一風堂監修 博多とんこつラーメン/496円(税込、以下同)

セブン、買うと後悔&コスパ最悪な食品5選…一風堂ラーメン、おでん、サムギョプサルの画像1

 こちらはお弁当コーナーに置いてあるラーメン。セブンのラーメンシリーズは、実際のラーメン店の味に近いものが多く、全般的に評判が良い。だが、このとんこつラーメンの名店である「一風堂」とコラボした「一風堂監修 博多とんこつラーメン」には、期待を裏切られたと感じる人が多いようだ。

 スープはとんこつらしい濃厚さとコクがあり美味なのだが、問題は麺。極細の麺はとにかくパサパサで固く、輪ゴムのような食感なのである。もちろんそういった食感が好みだという方もいるかもしれないが、SNSの書き込みでも麺への酷評が散見されている。「一風堂」の実際のお店で食べるラーメンが絶品なだけに、期待値が高まりすぎていたということもあるだろうが、いずれにしても悪い意味でのギャップが大きい。

 ちなみにセブンのPB(プライベートブランド)には、「一風堂」とコラボしたカップラーメン「一風堂 赤丸新味 博多とんこつ」もあるが、こちらは278円で好評を博している。300円を切るお手頃な値段であることも考えると、同じセブンの「一風堂」コラボでもカップラーメン版のほうが、コスパが良いのではないだろうか。

蒙古タンメン中本 汁なし麻辛麺/321円

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 続いて紹介する「蒙古タンメン中本 汁なし麻辛麺」は、今年冬に当サイトから配信した記事「セブン、今、買うと後悔する食品5選…胃もたれ必至の餃子スープ、味が微妙なおにぎり」でも紹介している商品。前回紹介したものからリニューアルされて販売されているのだが、やはり“買ってはいけない商品”といえるので、改めて紹介しておきたい。

 人気店「蒙古タンメン中本」は非常に辛いメニューが多いことで有名なため、ある程度の辛さを覚悟のうえで購入したが、実食したところその覚悟を上回るレベルの辛さだったのである。もちろん辛さの感じ方は人それぞれなので、このレベルの辛さでも美味しく食べられる方はいるだろうが、個人的には口内が痛すぎて箸が進まないレベルの辛さに感じた。

 生卵を混ぜて辛さを抑えることでなんとか完食はしたものの、激辛好きの方でなければ苦行と感じてしまうかもしれない。味はしっかり美味しいので、相当の辛い物好きを自負している方は、チャレンジしてみてもいいかもしれない。

おでん各種(味しみたまご、味しみ大根など)/各95円

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 秋になると登場し、秋冬のコンビニの人気商品として定着しているおでん。出汁の効いたスープがしみ込んだ、たまごや大根などの具材を噛みしめる瞬間は、至福のひとときだろう。

 しかし、コストパフォーマンスを考えるといかがだろうか。たとえば大根ならスーパーで一本丸ごとでも200円弱で買えるところを一切れ95円、卵も10個200円前後で買えるところを1個95円だ。実際にセブン-イレブンで売られている商品「こだわり新鮮たまご 10個入」も238円で買えるのである。

 もちろん、コンビニですぐに買えてすぐに食べられるため、調理の手間や時間を省けるわけだが、それらを考慮しても大根の輪切りや卵1個を95円で買うのは、少々もったいない気がしないだろうか。味が美味しいことは間違いないが、その食材の原価を考えると、コスパが悪すぎると感じる方も多いだろう。

サムギョプサル 95g/311円

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 トレーのまま温められる「サムギョプサル 95g」は、昼食の弁当に入れたり、夕飯のおかずにしたり、おつまみにしたりと、さまざまなシーンで食を彩ってくれる一品だ。しかし、実際に食べた人たちのネットの書き込みを見ると、その食感や風味に対して「ベーコンやハムみたい」といったネガティブな声が散見しているのである。

 確かに実食してみると、付属のごま油塩ソースをつけることによってなんとかサムギョプサルの風味には近づくが、食感も味も悪い意味で厚切りベーコンに近いと感じた。また、95gという少量のわりに311円という価格設定のため、コスパの悪さも感じずにはいられない。

 韓国料理の定番ともいえるサムギョプサルだが、より本格的な味を求める方なら、こちらの商品は買い控えたほうがベターだろう。

キウイフルーツ 75g/213円

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 甘みと酸味のバランスが美味しいキウイフルーツを、食べやすい一口サイズにカットした商品。これはシンプルにコストパフォーマンスの悪さが「買ってはいけない」理由である。

 この商品は小さくカットされたキウイが5枚入っているのだが、合計はわずか75g。大きめのキウイ1個の可食部 (皮などを除いた食べられる部位)は100g程度のため、この商品はキウイ1個分以下ということになる。そして、スーパーなどではキウイ1個は100円前後で買えることが多いが、それに対してこの商品は200円オーバー。倍以上の価格なのだ。

 ちなみに実食してみたところ、味は美味しいが、水っぽさが気になった。

 もちろん、コンビニで手軽に購入できて、カットなどの手間も不要ですぐに食べられるというのが、この商品のウリであることは重々承知している。ビジネスパーソンのランチデザート需要などを狙っていることもわかる。しかしそれらを考慮しても、キウイをカットしただけのこちらの低コスパさが、どうしても気にならないだろうか……。

 最後に注記しておきたいのは食の好みは人それぞれのため、必ずしもすべての人にとって“買ってはいけない商品”ではないということだ。この記事が数多くのコンビニ食品の中から、商品を選ぶ際の参考になれば幸いである。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

※2020年9月中旬時点の情報になります

A4studio

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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