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傷つきやすい人は「敏感すぎる人」 今身につけたい鈍感力とは

新刊JP
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※画像はイメージ(新刊JPより)。

 他人から言われたちょっとした発言が気になって仕事が手につかなくなったり、考え込んでしまう人がいる。あるいは、日常生活のどこかで経験した嫌な出来事や、言い返そうと思ったのに勇気がなくて言えなかった言葉がいつまでも頭の中でぐるぐる回ってしまう人。


 こういう人は、もしかしたら感性が豊かで、敏感な人なのかもしれない。そして、そういう人ほど他人の気持ちがわかり、優しい。


 ただ、本人はモヤモヤを抱えやすい。「もっと大雑把に生きられたら、細かいことを気にしないでいられたら、どんなにラクだろう」と思うこともあるだろう。

 

■他人への優しさを失わず、今より少しだけ「鈍感」になるために


 そのためには今の優しさを失わず、少しだけ鈍感になるのを習慣化することだ。どのように鈍感になるかというと、身体的な動作やつぶやき、考え方を総合的に組み合わせながら「気にしすぎない練習」をするのだ。


 『鈍感になる練習』(齋藤孝著、内外出版社刊)では、明治大学文学部教授の齋藤孝氏自身が行ってきた練習をもとに、鈍感力トレーニングを紹介する。


 敏感すぎると、ついつい他人の意向に引きずられたり、相手の言うことに合わせてしまい、それが疲れとして溜まってしまう。他人に合わせられるというのは貴重な能力ではあるが、合わせすぎると疲れてしまうのも確か。なので「いい加減ぐらいがちょうどいい」と思うことが大切。いい加減とは、無理しない範囲のことである。


 たとえば、飲み会(今は時期的にリモートかもしれないが)が苦手な人は、3回に1回の参加にしてみる。耐えられる基準を自分でわきまえて、距離感をちゃんとつかむことが対人関係においては必要なのだ。


 また、他人の意見に惑わされず、自分の価値観で生きることも、気にしすぎない練習になる。相手に反応しない、比べない、相手の評価を期待しない。他人の価値観に左右されずに、自分の価値観で生きること。自分の価値観とは、自分がこれをやっていると気持ちがいい、こうしていると充実する、という感覚のこと。他人の価値観ではなく、「自分がどう考えるか」が重要だ。


 「他力本願」も鈍感力をつけるための要素のひとつだ。自力だけで生きていこうとする人はちょっと疲れるもの。また、自分一人でやっていける人ほど、実は周りの人に我慢を強いている面もある。


 ほとんどの仕事には代わりがいる。誰か他の人が代わりにやってくれるという考え方に変えると、仕事を背負い切らずにすむという良さがある。もちろん、これは努力しないこととは違う。「人事を尽くして天命を待つ」というスタンスが正しい考え方だ。


 考えすぎてしまったり、失敗を引きずってしまってなかなか前向きになれない。そんな人は本書を参考に「鈍感になる練習」を実践してみてはどうだろう。何かとストレスが溜まりやすい今、人間関係や仕事で自分を疲弊させない一つの手段にはなるはず。もっとラクに日々を過ごすためにも、鈍感力を身につけてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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