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社員が辞める・採れない・育たない「ダメ社長」に共通するセリフ

新刊JP
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※画像はイメージ(新刊JPより)。

 世の企業の99%以上は、業種によって基準こそ異なれ「中小企業」に数えられる。


 小さくても従業員満足度が高く業績もいい会社もあればその逆もあるわけだが、多くの業界で人材不足が叫ばれる昨今は、一般論として中小企業ほど「採れない」「辞める」「育たない」という状況に陥りやすい。この傾向は今後も続くだろう。


 中小企業で人材の問題が起きる原因はリソース不足だけでなく、経営者や組織の取り組みが間違った方向に向かっている点にもある。こう指摘するのが『もう、転職はさせない!一生働きたい職場のつくり方』(前川孝雄、田岡英明著、実業之日本社刊)だ。


 たとえば、こんなポイントに心当たりはないだろうか。これらは全て「採れない」「辞める」「育たない」企業の特徴だという。

 

■経営者の思いが、社員に届いていない


 経営者のビジョンが社員と共有されていないと、社員に働きがいは生まれず、モチベーションも上がらない。自分が何のために働いているかわからなくなってしまうのだ。


 ありがちなのは、経営者が「5年後には10億円を売り上げる企業にしたい」「県内のシェアナンバーワンを目指す」といったものをビジョンだと思っていること。ビジョンとは事業を通して成し遂げたい目的であって、数字目標ではない。


社長のダメワード:「今期のウチのビジョンは売上15億円」

 

■経営者の視点が、結果に偏りすぎている


 経営者の頭の中が短期的な売上や利益で一杯になっている。この状態では社員のモチベーションは確実に下がっていく。経営サイドは「社員を食わせるためには稼がねばならない」と考えるが、結果をタテに従業員の尻を叩き続けると肝心の結果が出なくなってしまう


社長のダメワード:「売上や利益こそ重要なんだ」

 

■フラット組織という名のワンマン組織


 「ウチはフラットな組織にしてるから」というセリフで風通しのよさをアピールする経営者は多いが、実態は「社長がトップで、後は横並び」なことも。これではすべて経営者直轄の、単なる「ワンマン組織」である。


社長のダメワード:「ウチはフラットな組織にしてるから」

 

■本音が言えない組織風土


 経営者は口では「何でも言いなさい」と言うが、実際は自分の意に沿った意見しか耳を傾けないというパターン。必然的に従業員は「この人に話しても無駄だ」となってしまう。


社長のダメワード:「そのアイデアは私の考えとは違う。わかってないな」

 

■社員それぞれの役割が不明確


 自分が会社から何を期待され、どんな仕事が求められているかが明確になっていないと、従業員は安心して働くことができない。また、「目の前の仕事以外は担当外」という意識が働き、積極性が失われてしまう。


社長のダメワード:「ウチは手を挙げれば何でもできる会社なんだけど、自分から動こうとする社員がいない」

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